昨夜から、下宿部屋で塗装をしています。
これが最後の仕上げになるため、根気よく頑張ってます。
元を辿れば、
1:幸運にも手に入れたホーンがブルーに塗装されていました。
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2:ドライバー(中音スピーカー)の1個がグレー色でした。
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3:パラゴン(PARAGON)はこれらが黒色なので“チョチョイのチョイで塗装するべ!”と、お気軽に考えていましたが、いろんな写真を見ると普通のペンキを塗った感じとはチョイと違うことに気付きました。
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4:よくよく調べると、車のエンジンカバーなどに使われる「焼付け塗装」であることが解りました。
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5:“こりゃ、自分じゃ~出来ないな”と半泣きになりました。
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6:塗装業者の料金を調べて、本泣きになりました。
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7:ふてくされて、ヤケ酒吞んで、しばらく放っておきましたが、これじゃいかんと思いなおして調べに調べました。
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8:「長~~~い捜索活動は、つまらないので割愛致します。」
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9:2012年! 自分で出来る結晶塗装用の塗料を手に入れました。
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10:今の塗装(ブルー&グレー)を剥離しました。
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11:エポキシ・パテで素地調整をしました。
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12:下地塗装(ブラサフ)をしました。
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13:そして、今日に至っております。
この塗装は、結晶塗装(チヂミ塗装、リンクルペイント)といって、その名の通り、塗装表面が独特の結晶模様(ちぢみ模様)を形成する特殊な塗料です。
何の因果か、表面にわざと細かいシワを生じさせて仕上げをおこなう塗装です。
これは、通常の溶剤系の塗装と違い溶剤を一切用いず、約180度の高温で塗料の粒子を焼きつけるものだそうです。なので専用の装置が必要です。
通常の塗装よりも耐熱性、表面硬さ、柔軟性や密着性などの特性に優れていると自動車や機械関係の専門家は言いますが、
なぜに、パラゴンの部品にそんな特性が要るのでしょうか?
まぁ~、そんな事を考えていても仕方がないので(笑)、本題に入ります。
便利ですね~! 21世紀ですね~! アメリカですね~!
自分で出来る「結晶塗装(チヂミ塗装)」用の塗料です!
※正確には、結晶塗装(チヂミ塗装)」風の塗料でしょうか?
便利なのですが、これが、これが、扱いが大変で・・・・
なんせ、「温度が低いとチヂミづらい」と書いてあります!
いろんな御方の情報を垣間見ますと、オーブンで焼いた!真夏の炎天下の下で塗った!窯で焼いた!などなど・・・ 工夫されてます。
が、小生の場合、なぁ~~~ンもない下宿部屋で、それもこの冬一番の寒さ!
先ず、エアコンを31度に設定して室内を暖めました(とても贅沢な奴らです)
スプレー缶をお湯で温めました(あまり高温だと危険だと思います)
ドライヤーを学校の同級生からお借りしました(この10数年、ドライヤーなど使った事がないので・・・理由は聞かないでけろ(笑))
そして、塗ってはドライヤーの熱風を当て、シンナーの臭いで気持ち悪くなってトイレに避難し、凍え死にそうになって、部屋に戻り、ドライヤーの熱風を当て、シンナー・・・・・
まぁ~~、こんな事を夜中まで繰り返しているのです。
ナミダ無しでは語れない、根気と努力の結晶塗装です。(巧くまとまりました)
今から、本日3回目の塗付にかかりまぁ~~す!!
ちなみに現状はこんな感じです。
なかなか、イイでしょ!
あっ、今日のBGMはペギー・リーです。
ドライヤー当ててるとうるさくて聞こえませんでしたが、今ながれてます。
いやぁ~~、ほんと色っぽいですね、この声!
よかったら、御一緒に
「ペギー・リーで As Time Goes By(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)です!」
パラゴン(PARAGON) ・ JBL | trackback(0) | comment(0) |
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