明治時代の本箱をお預かり致しました。
素材は桐です。
留めには「竹釘」が使われています。
接着には「米糊」が使われていました。
今のように化学化合物の接着剤がない時代、接着にはご飯粒を練って接着してましたから米糊を食害する虫が居ましてそのついでに 木も食害してしまいます。
シロアリやキクイムシとはまた別な虫なのです。
ちなみに、この米糊のことを「続飯」…「そくい」あるいは「そっくい」と言います。
「弁慶の続飯」はこの事です。
力持ちの弁慶が力任せに大量の米粒を練って瞬く間に米糊を作ったのですが、接着力に欠けて台無しだったとのお話です。一見効率が悪そうでもじっくり丁寧に行うことの大切さを説いてます。
「考えと続飯は練るほど良い」…こんなことわざもありますね。
意外にわたくし、物知りなのです!
・・・ウソです、今調べました(笑)
然しながらモノのない時代、先人の創意工夫には唸ってしまいます。
今ではなかなか手に入らない純国産桐が使われていますので、何とかリメイクしたいと考えています。
答えは見つかってません。
こちらは僕の作業です。
21世紀で便利な時代にも関わらず、昔と変わらないような手仕事をしてます。
造花を作ってます。
・・・ウソです。
本日2つもウソをついてしまいました。
罪深きLair:ライヤーです(笑)
嘘つき、嘘つきめ、
おまえに勝ち目なんか、ありはしない
嘘つき、嘘つきめ、 おまえのなすことは、すべて罪だ
嘘つきめ、 誰もおまえのことなど、信じはしない
嘘つきめ、 おまえが始める前に、みんなが引きずり落とすだろう
ああ、これだけは言わせてくれ みんながおまえを死に追いやる前に
自分でその道を選ぶことも、できるのだと
・・・あんな透き通った声と素敵なメロディーでこんなにに酷いことを謳ってます。
凹みますね(笑)
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