ブログはじめました! と大層大見栄を切っておきながら3日も書かずにスミマセン。
家長として年始の大切な責務(食って、吞んで、寝て、吞んで、吞んで、&フォーエバー!)を厳格に遂行していまして・・・・・・
と言うのは、表向きで、実は蘇る金狼の朝倉や特命係長の只野仁のように、表向き風采のあがらないグデグデ親父を装っているが、夜毎にボクシングジムで肉体を鍛え、ランボルギーニカウンタック(LP500ウォルターウルフ)を乗り回し・・・・・・
と言うのも、真っ赤なウソで、パラゴンのために北へ、南へ、東へ、西へ、ちょこちょこ動き回っていました。
久しぶりなので、頑張って書きます!(しばしお付き合い願います)
職業訓練校のある九州の福岡県田川市での移動手段は、徒歩・自転車・ローラースケート・電車ですので行動範囲がカタツムリなみです。
なので、この帰省中にパラゴン(PARAGON)自作に必要な木工以外の付属品を調達していました。
【付属品Part-1:ケーブル編】
家内の実家へ向かう際に、これ幸いと、スピーカーケーブルを買いに行きました。
実は、このケーブルってのがくせ者で、ただの電線と思うなかれ、浮世離れしたとんでもない世界なのです。
こだわる人は、限りなくこだわる!
5mペアで300万円也のアゴがはずれてまう鼻血ブ―!なケーブルも存在します。
まぁ、これは極例にしても、1mで何千円なんてものはザラです。
確かに、アンプから発信された音信号を純粋無垢なまま、汚さないように、濁らせないように、傷つけないように、ヘンな虫がつかないように、スピーカーへ届ける大役を請け負っている。
まぁ~~こだわりだしたら切りがないのです。
というか、小生の今の状況ではこだわれない。
勿論、こだわるにも何にこだわってよいか解らないのであるから、これ幸い。
このスピーカーケーブルについては、今自宅で使っているJBL4312MkIIWXを買った際に、ササッとこの恐ろしい世界を垣間見ました。
今使っているケーブルは日本製のACROTEC 6N-S1050と、ドイツ製のMONITOR BINGOです。
ACROTEC(アクロテック)は確か1,500円/M位したと思います。
オーディオマニアの御方からすると、安価なケーブルと言われますが、小生感覚では 見事なまでに血迷ってました と反省しています。
なので、今回も心して、「立場をわきまえろ!」「深入りすでないぞよ!」と言い聞かせてショップを訪れました。
有るわ!有るわ!知らない人が見たら異常な世界が!
安価な250円/Mのケーブルを横目に、JBLを繋ぐのだからと見栄を張って380円/Mのケーブルに決めました。
が、聞いた店員さんが可也のマニアで使用するスピーカーの型番と、アンプとの接続ではなくスピーカーの筺体の中でスピーカーとネットワークを繋ぐ内部配線に使うことを説明すると、
”なんちゃら・かんちゃらで、なんちゃら・かんちゃら。だから、なんちゃらかんちゃら。”と教えてくれました。
その時は、要所要所で理解していたつもりでしたが、アッパレ!何も覚えてない!
ただ、JBLが実際に使っているブランドと聞いて、後先考えず(いや、ちょっとは考えた)にアメリカ製のべルデン(BELLDEN)のケーブルを買いました。
パラゴンはネットワークと中高音の2つのスピーカーが両端に配置されているので、長~~~いケーブルが要ります。
10M買って、6,000円!
ぐわんぐわんめまいがして、財布の残金を見て、泣きそうになる。
そのケーブルがこちら。(工事現場のロープではありませぬ)
【付属品Part-2:ネジ・クギ編】
様々な御方の貴重なお写真をネットで拝見しますと、パラゴンの底板にはおびただしいネジ頭が見てとれます。
また、背面にはこれまたおびただしいネジとクギが見てとれます。
更に、中音域スピーカーの固定には長ネジやナット・ワッシャーが見てとれます。
さて、その数量はいくつでしょうか?
調べました。来る日も、来る日も、めげずに、根気よく、
かなりいい線まで数えれているはずですが、
驚くなかれ、その数、なんとー!
木ネジ:476本 クギ:84本 ローゼンワッシャー:16ケ 接続ダボ(鉄製?):7ケ ・・・・などなど
も~~~~~、この際、当たってようが、無かろうが、更に調べました。
木ネジの素材はCSK(炭素鋼)で、座グリ(皿ネジ頭)の角度が82度!
どうでもいい事まで調べましたが、要はパラゴンで使われているネジはクギ類は、ごくごく一般的で安価なアメリカ規格の鉄ネジとクギでした。
新年の消費酒量に支障を来たすほど日にちを費やした腹いせに、オリジナルよりもグレイトで、セレブなネジやクギを使ってやる!と意気込んで更に調べました。
世の中には凄い方が居て、スピーカーとネジ素材の因果関係について研究されている方の見解を参考にもさせて頂きました。
その方いわく、チタン素材のネジが個人的にも好みの音質でもっとも優れていると言われてましたので、早速探しましたが、チタンの木ネジが見つかりません。
木工を始める前はネジは、どんな形も全てネジ、何でもかんでもネジはネジ、とネジの種類など我関せずで使っていましたが、接続する素材によって、それに適したネジを使わないと効力が劣ることを習いました。
ほんと、全然違うんですよ。これが。
なので、ステンレスの木ネジとクギ、ボルト、ナット・・を使うことにしました。
JAZZなど腹へズシリと来て、ゴリゴリ音が出るパワーサウンドに一役買うそうです。
ステンレスのもう一つの利点は、非磁性であることです。
(真鍮やアルミも非磁性が高いのですが、軽いのでぶ===!です)
根拠のない思い込みですが、鉄のネジではスピーカーの磁力が吸い取られてしまうような気がするのです。
本当は、ステンレスの中でもSUS305?なんちゃらかんちゃら、という種類が非磁性が優れていると言われてますが、どんどん木ネジから遠ざかるので・・・・
とにかく、ステンレスで調達するために、あっちのホームセンター、こっちのホームセンター、遠くのホームセンターと見事に一ケ所で揃わないのが素晴らしい!(笑)
なんとかオールステンレスで80%位揃いました。
【付属品Part-3:塗装編】
実は中音域のスピーカー(JBL2441)の色が、1つは黒で、もう1つがグレーでちょっと困っていました。
普通は、外に見えないように使うのですが、さすがパラゴン(PARAGON)様、このスピーカーを表からチラッと見せちゃってます。
まぁ~、自分で塗装するべ、とお気楽に考えてましたが、どうやらこの塗装は車と同じ「焼付け塗装」がされているので、自分でするのは不可能だと解ってきました。
おまけに、清水ジャンプで幸運にもアメリカから取り寄せたホーンもあろうことか、ブルーに再塗装されていたので、塗り変えが必要なのでますます悩んでしまいました。
ブルーですよ!、ブルー!、why ブルー?、ホントこっちがブルーになりました。
外注に出す予算など、微塵もなく、なんとかならないかと、こちらも来る日も来る日も調べました。
するとこの塗装が、「ちぢみ塗装」「リンクル塗装」「結晶塗装」というまたまた特殊な塗装で有ることが解り、死にそうになりました。
車のエンジンカバーなんかの表面がブツブツした、あの塗装のことです。
幽体離脱状態で、それでもあきらめずに探したら、、、
凄いですね~!アメリカは!21世紀ですね~!
有りました!
かんたんスプレー式「ちぢみ塗装」塗料が!
もう、速攻で注文しました。(田川に帰る頃には届くはずです)
またまた、この塗料を塗る前に、今の塗装を剥離し、脱脂し、下地塗り、といろいろ段階が有りますが、なんとか強力剥離剤を手に入れました。
下地塗料(ブラサフ)は未だ見つかりませんが、この塗装は次の機会に書きます。
【付属品Part-4:インチ工具】
JBL純正のネジは全てインチ規格なので、レンチも探しました。
4件探してやっと見つけました。
そんなこんなで調達した精鋭(?)達です。
言うほど迫力がありません。トホホ
半分しか書けませんでしたが、続きは次にします。
パラゴン(PARAGON) ・ JBL | trackback(0) | comment(0) |
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