帰省して5日目。
昨日までは、なんだかんだと雑用に追われ木工からは離れていたが、今日はフンドシ締め直し(た気分で)図面書きに取り組む。
午後からは、J叔父さんにお願いして遠い親戚に当たる超ベテラン建具職人の叔父様に会わせて頂く。
木工業界の現状を厳しくも、親身にいろいろと聴かせて頂いた。
とても、豪快で愉快で魅力のある御方だ。
ご厚意で小生の春からの足掛かりのチャンスを授かり、目標へ向け頑張るぞ~!!と気合いが増幅する。
御心遣いと尊い御縁に感謝。
J叔父さん・叔父様、有難う御座います。
明日の音出しテストに備え、トミーフラナガンを聴きながらオークションで落札したネットワークを箱から出して記念撮影。
なかなか、なんだか凄いメカです。
頑張って調べました。ネットワークとは何ぞやについて、
アンプとスピーカーを線でつなぐ際に、実際にはアンプからこのネットワーク(写真の機械)と線でつなぎ、ネットワークとスピーカーユニットが筺体の中で線でつながっています。
要は、音声信号の関所みたいなものです。
その役目は、それぞれのスピーカーユニットに適した周波数の信号だけを通すフィルターのようなものです。
何だかぼんやり解ったような解らないような。
つまり、低音用のスピーカー(ウーファー)に高音の音を行かせないように、逆に高音用のスピーカー(ツイーター)には低音の音を行かせないにする、必殺仕分け人です。
覚えたての言いたがりなので一席、ネットワークを介して一定化の周波数をカットし、それぞれのスピーカーに適した周波数の音信号を分配する機械です。
それを司る部品として、コイルとコンデンサーという2大看板がいます。
コイルとは、銅線をぐるぐる巻いたいかにも重くて動きが鈍そうな輩です。
案の定、こいつはゆっくりどっしりした低音は通すが、変化の速い高音は嫌がって音の侵入を阻止します。
これによりウーハーには低音の音信号しか行かないようになっています。
つまり、低音スピーカー(ウーハー)専門の音集め職人です。
逆に、コンデンサーは二枚の電極の間に絶縁物をはさんだ輩で、見た目もコイルにくらべスマートです。
案の定、低い周波数の低音は通りにくく、高音はフリーパスでどんどん通過させます。
これにより、それぞれのスピーカーから高・中・低に分かれた音が出てくるのです。
そんな、こんなの電子回路が入った箱です。
これが無いとスピーカーが、ぶっ壊れます(大変だ~~!)
なんとなく、ご理解頂けますでしょうか。
更に、詳しく・小難しい事が当然有るわけですが、この辺でご勘弁を。
それにしても、エルビン大々先生はいつ聴いても凄い!ブラシでこの迫力!とツブの細かさ!
ぶっ飛びます!
この奇跡のセッションアルバム「オーバーシーズ」を自作パラゴン(PARAGON)で早く聴きたいと願うのでありました。
【余談】
19歳の頃習っていたドラムの先生(現役バリバリJAZZドラマー)に買ったばかりの「オーバーシーズ」のレコードの事を”奇跡のレコーディング”と教えてもらったような記憶がありました。とてもその出来が良かったので、後にもう一度メンバーが集まってレコーディングしてみたが、満足できる音は得られなかった。そんな内容だったと思います。どんな違いがあるのか気になってそれらしいレコードを探し「ECLYPSO」を見つけ、勝手に”これだ!”といまだに思ってます。勿論、20数年聴いてますが素晴らしいアルバムで劣る部分など微塵にも感じられません。論拠が根本的に間違っているのか、深く聴きとれないのかは今となってはどうでもいいことですが、カッコいいアルバムです。しびれます!
(おまけ:1) 20代の頃、アメリカの普通のレストランで生Mr.フラナガン先生を聴く機会があり、演奏が終わってから”貴殿の「オーバーシーズ」は伝説のアルバムで私は大好きです!”などと純粋な思いを伝えたら”あ~、あれね。あっ、そう。”と返され見事な寒暖差を感じた事を思い出しました。
(おまけ:2) 習っていたドラムは楽譜がどうしても読めずに挫折しました。トホホ
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