年末年始を使って「斗栱:ときょう」の仕組みを理解しようと勤勉な毎日を夜な夜な送っておりました(笑)
これをクリアしないと次へ進めないのです。
「斗栱:ときょう」
初めて知りました(今まで斗組とい言ってました)
木造の寺院建築などで、主に柱上に複雑に組み上げて深い軒を支えるしくみのことです。
斗(ます)と肘木(ひじき:栱)とを組み合わせて積み上げて行きます。
様式・年代によって特徴があるのです。
・・・・と書いてありました(笑)
なんとか安易な手段で作れないかと、調べ考え尽くしましたが・・・無理なようでした。
この形状を再現するには、しっかりと仕組みや構造を理解する必要が不可欠なようです。
もぉ~そうなったら、開き直って、調べるほどに歴史を遡り、奈良時代へタイムスリップですよ(笑)
8世紀初頭の日本の神社仏閣の建築様式からですので
で、西暦700年から脈絡と続く伝統技法ですので、・・・語るのは止めときます(笑)
で、何とか基本的な事は理解できました!
大斗(だいと)と言われる土台に肘木(ひじき)が乗り、その上に方斗(ほうと)と巻斗(まきと)と言われる斗(ます)が乗り、またその上に肘木がのり、またその上に・・・
何と言っても再現するのはこの形なんです。
もぉ~パズルです!それも大人用の難しいヤツ!
しかし、年末年始の成果を発揮しようと描きに描き・・・
未だ途中なんですが、なんか腑に落ちないのです。
考えれば考えるほどに
あああああああ・・・・・ああああ・・・・・・あああああ・・・・・・・
ううううううう・・・・・・うううう・・・・・・うううう・・・・・・
ちょっと休憩します!
頭から湯気が出てきました!
このような組手がいっぱいあるのです。
それも組方もサイズも違うんです!
宮大工さんなら、チョチョイのチョイなんでしうが・・・
こちとら、ショートカットの割込組なので、歴史的教養と技術を持ち合せていないのです。
でも、いい勉強になります!
・・・・・強がってます!
気絶しそうです(笑)
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comment
嵌っていますね
田舎神宮の修復工事の手伝いをして懸魚や蛙股
雲形、擬宝珠など作ったことがあるけれど
この斗栱の四方隅のカラクリがまた理解不能の難しさ。
これは修復しなくて良かったからホッとしている。
ふふふ、せいぜい頑張りたまえ。
2013/01/09 13:31 | morinof [ 編集 ]
有難う御座います!
morinof様
底なしです(笑)
部品の一つ一つに謂われがあるので・・・泣きそうです。
そして摩訶不思議な構造・・・・死にそうです。
修復をして頂いていたら・・・教えて頂けたのに・・・・
BUT,先輩に教えて頂いた小物作りの必殺技の数々はとても役立ってます!!
が・が・が・頑張ります!(泣笑)
2013/01/10 06:56 | HARADA [ 編集 ]
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