やっとこ木型(雄・雌)が完成。パチパチ!
さ~て、いよいよ本番。
スピーカー本体の部材加工に着手。
部材の板を水平・垂直に切るなら気も楽だが、とにかくこのパラゴン(PARAGON)、斜めや湾曲や微妙な角度やらで難易度超高。
先ずは底板。
実はパラゴンはあんなドデカイ図体(幅2632mm)をしているが、左右2つに分解出来る。
ついでに言うなら前面の湾曲板(リフレクター)が接続部品の役割をしている。
そこで左右対称の底板の斜めになった部分をどんな手段で切りだそうか悩む・悩む・悩む。
いつもの如く、(浮世離れした?) アイデアは沢山あるのだが・・・・実現可能か否か・・・・丸のこ、トリマー、横切り、パネルソー、どれも安泰ではない。
今日から赴任された先生が早速相談にのってくれる。
決め手は、左右を対象にするならジグを作って横切りが良いのではと、確かにジグを一旦セットしてしまえば同一な物が2枚作れる。
切り口も綺麗だし。
小心者の気持ちを後押ししてくれる。
この際だからと、実は暖めておいたジグの設計図を見てもらう。
“う~ん。理論的には良いでしょう、でも確実にこの通りには行きませんよ”と断言。
うなだれる。
“でも切り出したそのサイズで仕上るのが職人だから”と言われ、頭を上げる(職人ではないが)。
決めた。
横切り盤用のジグを作ろう。
明日から。
パラゴン(PARAGON) ・ JBL | trackback(0) | comment(0) |
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