実は小生、パラゴン(PARAGON)の実物を見た事がありません!
そんでもってパラゴンを作ろうとしてます。
これを言うと10人が10人、中には親戚縁者・ご近所さんも巻き込んで、え~~、うそ~~、信じられな~~い!!!!と言って、ぶっ倒れます。
中にはキャーと阿鼻叫喚の形相で気を失います。(小生の家族の事ですが)。
おまけに、むか~しからこの壮大(=無謀)なプランを思い描いていたわけでもありませぬ。
退職し、何が出来るか?何がやりたいかと自問自答する中で、自分で物を作りたい。
そうだ木工を目指そう! 45歳・妻と2人の子供がいる家長の考える事ではありません。
おっしゃる通り。重々に承知しています。
そんな中でパラゴンに出会いました(正確には出会っていません。雑誌かなんかで見たんだと思います)。
もともと音楽が好きでJBLのスピーカーは憧れでした。
特に4350のウーハーの迫力(これは実物を見た事はありますが、音は聞いたことはありませんので迫力とはその見た目の事を意味します。悪しからず)には完全にノックアウトでした。
また、グレイトフルデッドのステージに積まれたおびただしい量のJBLのスピーカーの光景にもぶっ飛んで感動した記憶が残ってます。
だからパラゴンの存在も記憶の何処かにあったのだと思います。
そんな小生ですが、かろうじて4312MKⅡで楽しんでる程度の単なる音楽好きで決してオーディオマニアでは御座いませぬ。
だから全くスピーカーの構造には精通していません!(威張る事ではありませぬが)
だからと言っては何ですが、パラゴンを見た時(勿論写真です)、木工を志した小生は、「素人じゃ無理だけど木工の技術があれば簡単じゃん。楽勝・楽勝」と気軽に考えていました。
木を四角にゴシゴシ切って、ボンドとネジでパンパンパンとくっ付けて、長方形の木をエィ・ヤァ!と曲げれば出来ると思っていました。ハハハですね。
実際に製図の自由課題の授業でパラゴンの図面を書き始めた時、さすがの小生もパラゴンの写真に向かい「おぬし、なかなかやるな。手強いぞよ」と敬意を払い、ネットでよく見る簡易図を拡大したり縮小したり写真から他辺比率を計算するなど試行錯誤して何度も書き直し(これだけで本格的な図面を書こうとしていた、あの夏の日の小生の天真爛漫さにも敬意を払います)、天のお助け情報(しらみつぶしのネット検索)で得た専門誌のバックナンバーを執念の賜物で手に入れ何とかそれらしい図面を書き上げました。(一冊は30年前の雑誌でまぁ~手に入れるのに苦労しました)
それからがとてもとても語りつくせぬ程に大変で、一難去らずにまた一難、行ったり帰ったり、泣いたり、わめいたり、食ったり、飲んだり、そりゃ、そりゃ、横槍・縦槍・後槍の攻防の末、先生2人のご理解とご協力の下、製作の許可を取り付けてくれました。
感謝・感謝・感謝!!!!!!
そんなこんなの小生は実際のパラゴンを見た事も無いし、オーディオの事もさっぱり解らない、只只、パラゴンの佇まいが美しく、木工を志したので是非挑戦したいと考えただけの理由で挑んでいます(ピュアだなぁ~!)。
一角の木工家とオーディオマニアの視点ではマイナス要素満載と言うらしいです。(無謀だなぁ~!)
パラゴン(PARAGON) ・ JBL | trackback(0) | comment(0) |
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