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JBL パラゴン(PARAGON)自作で始まった! 木工 誇大妄想家 のサバイバル日誌//木工や音楽のことなど、あちゃちゃ~!わちゃちゃ~!ぎっちょんちょん!と雄叫びをあげながらの、てんやわんやの日々を綴ります。
2015/02/01 (Sun) 先人の工夫

幅の広い板が必要な時には「板剥ぎ」と言いまして数枚の板をつなぎ合わせます。

その継ぎ方はいろいろありますが、ちなみに僕は以下のような方法を良く使います。
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今修理しています明治時代の家具はこんな板剥ぎが施されていました!

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竹が接合部品として使われていました。
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今のように機械も、道具も、部材も無い時代の先人の知恵ですね。
こちらも「米糊」が使われていましたので、一旦バラして剥ぎ直しします。

修理は時折、新しく作るより手間と時間が掛る場合があります。
しかし、時間は掛かりますが、この様に先人の術に触れることはとても面白いのです!



パーシースレッジですね!

・・・と言えば、この曲です!

「男が女を愛する時」・・・1966年…生まれた年です



この曲、もともとパーシースレッジが自身の失恋を元にして書いた曲「Why Did You Leave Me, Baby?」…だそうです。

失恋したショックなのは解りますが・・・てな感じですね(笑)

プロデューサーに歌詞を書きなおすように言われたそうです。

・・・そしてこの大ヒット!

めでたしめでたし!


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2015/02/04 (Wed) 正真正銘の icloud

昨年の冬頃より、iPhoneのカメラが調子悪く奇麗に写真が撮れなくなっていました。

先々週の日曜日に本体を交換してきました・・・無料かと思ったら、有料でした(号泣)

以下、その日曜日の事です。

事前にデータをバックアップしておくように言われたので、調べてicloud(アイ・クラウド)でバックアップしました。
パスワードも忘れないように控えておきました!

そして、交換した新しいiPhoneでバックアップ・データを復元しようとしましたら・・・パスワードと共に

Apple ID なるモノの入力を要求されましたが・・・

そんなモノ、知りません!

てか、そんなモノ、覚えてません! 

確かに初回にApple IDなるモノを決めて登録した記憶はありますが、以後様々なアプリをインストールする際には「ID」は登録されていて「パスワード」しか要求されませんでしたので…気にも留めずに、見事なまでにノーマークでした!

IDを忘れた際の方法なるものをすべて試みましたが、カスリもしません!

以来1週間、何度もトライしましたが、誠に素晴らしい機密保護システムでにっちもさっちもいきません。

自分で自分にセキュリティです!

という訳で、アドレス帳も復元出来ないので、親しい方からの電話にも・・・誰からかかってきているのか解らず…

企業の受付の様な口調で電話に出てます。



icloud(アイ・クラウド)・・・・データをiPhoneの中に保存するだけでなく、インターネット上にも保存するサービスのようです。
インターネットなどのネットワークを図のようにクラウド(cloud=雲)に見立てるため、その様に呼ばれているそうです。

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実際に「雲」が掴めない様に、僕の取り戻せない携帯電話のデータは、未来永劫「雲」の如く天高くさまようことでしょう。

これぞ正しく・・・icloud(アイ・クラウド)

・・・うまくまとめている場合ではありません。

何かとご迷惑・ご面倒をお掛けしますが、事情ご考察くださいませ。





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2015/02/07 (Sat) 思いを繋ぐ

明治時代に作られた本箱の修理が出来ないかと、ご相談を受けました。

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状態は決して良いとは言えませんでした。
到る所にガタつきや板割れがある以外に、そこらじゅうが虫に食害され、酷い所は写真のように欠損してしまってました。
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お客様には、例えガタつきを修繕したとしても外観の感じは奇麗にはならないので、同寸法で新しく制作した方が良いのでは…と進言させて頂きました。

この本箱には、写真の様にフタが付いていました。
これは本箱と云いましても、ご住職でありますお客様のお寺で明治より使われていた経典を納めるモノでした。
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フタは、2枚は無くなっていましたが、そのフタには墨書きされた和紙が貼ってありました。
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なんともステキです!・・・こういうものには、めっぽう弱いのです(笑)

フタの後ろに納められた経典の目録だと思われます。

お客様とは同じ寸法で新しく作ることで話が決まり、その採寸の為この本箱を預かって作業場に帰ったのですが…

んんんん・・・・この「フタ書き」を見ていると・・・・

お客様のご先祖の直筆だろうしなぁ~…

…歴史の重みを感じるなぁ~…

…何とか活かしたいなぁ~…と思ってしまったのですね。

フタだけ使って、本体を作る事も考えましたが、状態は悪いにしても今では貴重な純国産桐を使ってますし…

何より、お客様の意向はご自身のご先祖が代々使ってきたモノを無くしてしまうのではなく、何とか使える状態にしたい

…そんな風に感じてましたので

「虫食いも酷いですし傷も深いですので、見た目が奇麗にはならないと思いますが、折角ですので、使えるように修繕し、できる限りの美装を施しますね」

・・・と、お伝えしました。

お客様も「どんな形でも直して使える方が良い」と仰っていましたので選択は間違ってないかと思いました。

以前に綴った「米糊」「板剥ぎ」はこの本箱の事だったのです。

修理の方法は、一旦すべてを分解し、傷みの酷い所を修繕・補強し、組み直しました。
特に前面(「見付け」と言います)は虫の食害が激しかったので、10mm程落して同材の桐を剥ぎました。
同じ桐ですが、「明治」と「平成」・・・当然ですが100年の年の差でこんなにも色が違います。
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で、今日の本題です…今回も柳家小三治バリの枕の長さです(笑)

この色の違いが何とかならないものかと考えてましたところ、木工所のお師匠より貸してもらいました。

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「過マンガン酸カリウム」

化学式は「KMnO4」です。
科学で習った「potassium permanganate・・・ポタシウム・パーマンガネート」ですね。

・・・・習ったことありません(笑)

3代続く建具職人のお師匠の説明によれば、昔々には障子等の木製建具を修理する際に塗装に使ったそうです。
今回のように新しい部材を追加する際には、その色合わせに重宝したそうです。

では実際にどんな感じかと言いますと…

水で溶かすとこんな感じになります。
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真白な桐です。
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水溶解して深紫色した「過マンガン酸カリウム」を塗布します。
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すると塗った途端に薄茶色に化学変化します。
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これは塗装と言うよりも、表面を酸化させて木肌を変化させているようです。

まるで科学実験です!

興味が湧き、「過マンガン酸カリウム」の塗装で調べてみましたが、それらしいものが見つかりませんでした。
唯一、「能面」を作る際に裏面の処理に「過マンガン酸カリウム」を塗布しているそうです。
漆を塗る前に、「過マンガン酸カリウム」で表面を化学的に焼き、耐久性をあげているそうです。
・・・「過マンガン酸カリで焼きを入れる」…と言ってました。
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実際には…

これが…
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塗布すると、化学変化を起こし…
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いい感じに同系色に落ち着いてきます。
現代の着色塗料から補修溶剤などなどいろいろ試しましたが、これが一番しっくりきました。
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木工教材にも載ってない新たな発見でしたので、感動してしまいました!

そして仕上げた経典箱です。

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フタも和紙が貼られた部分は触らず、他を洗いました。 また無くなっていた2枚のフタも作りました。
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長くなりましたが、もうちょっと語ります(笑)

これとは別に「経台」の修理もご依頼頂きました。

こちらも古いもので、欠けている部分を新たに作って直しました。

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ガタつきや木が痩せて不均衡な個所などを補修し、艶黒で吹付け塗装して仕上げました。

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雲型を作るのに、卓上糸鋸が活躍しました!

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今回、新しく作るか否か・・・随分悩みました。確かに新たに買ったり、作ったりしたほうが経済的であったり、見栄えも良くなったりしますが…

「思いを繋ぐ」…このキーワードを無碍に払拭出来ませんでした。

昨日、お納めさせて頂きましたが、やはり同じように御先祖から受け継がれた様々な調度品や家具と同じ場所に置きますと言うに言えない同期性を感じました。

本箱単体では決して感じることの出来ない歴史のオーラみたいなものでしょうか。



僕も想い出しました!

今住んでいる増築部分は以前は祖父母の隠居部屋でした。
幼い記憶では、祖父の退職金で建てた部屋と聞きました。
戦中戦後、家族のために身を粉にして働いた尊敬すべき祖父でした。
その隠居部屋には小さな床の間があり、そこで使われていた「床柱」を増築したロフト部屋に嵌めてもらいました。
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サイズが合わず、切り欠き部分が出ちゃってますが…
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「何か残したい」「思いを繋げたい」…20年前、そんな気持ちの表れでした!



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2015/02/08 (Sun) ウルトラ・ハイテク&ローテク

先週末にお客様のKさんのオーディオルームで開催された試聴会へ誘っていただきました。

2週間ほど前に初めてKさんのオーディオを聴かせて頂き、ぶっ飛んで気絶したので平日でしたが、またとない貴重な機会と思い、仕事を放り出して 仕事の都合をつけてお邪魔してきました。

離れに建てられたオーディオ専用ルームです。

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なかなかお目に掛れない超弩級の機材ばかりです。

スピーカーは、B&W の Nautilus 800
こちらは、そのB&Wのスピーカーでフラッグシップに位置する800シリーズの最高峰で、そのドーム・ツィーターに人工ダイヤモンド振動板を採用した「800 Diamond」というスピーカーです。

この日は、山口、東京、埼玉、名古屋・・・・無類のオーディオ愛好家の方が集い朝から音楽鑑賞会をされていました。
さすがに僕は夕方にしか時間が取れず終了までの2時間ほど楽しませていただきました。

愛好家の皆さんの会話はスーパー・ウルトラ・エクシクルージブ・マニアックな内容でして僕はいつも通りサッパリ理解出来ませんでした(笑)…いや昔よりはちょっとは単語が解るようになりました。
Kさんは、このような会やいろんな御方の意見を参考にしながら自分の求める音創りをされています。

上手くは表現出来ませんがKさんの言葉をお借りするなら「3次元で音が鳴る」…です。

ホームシアターの様に5個も6個もスピーカーを置いて立体で音を鳴らすのは理解してますが、2チャンネル(2個のスピーカー)で正面上空に音の塊が浮かび上がったのには偽りなくぶっ飛びました!

懐の深い豊かな音!際立った繊細な音!

前回伺った時には、Kさんはジャンルに拘らない方でして様々な音楽を聴かせてくれました。
僕の大好きなジャズはもちろんですが、

マイケル・ジャクソン
宇多田ひかる
ドリカム
平井堅
ザ・キング・トーンズ
ハードロックのスコーピオンズまで(笑)

ドリカムや平井堅も恐ろしいほど素晴らしい音で録音されていることが解りました。
家内代表取締役や小生意気な娘をこちらに連れて来てこの音を聴かせれば間違いなく僕への理解度度が高まる事でしょう(笑)

で、当日はKINOTOも皆さんに紹介して頂きました。
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対極的なハイテクとローテク

愛好家の方に衝撃を与えました!・・・・かな(笑)

とても興味を持っていただけました、Kさんありがとうございました!

Kさんに教えてもらったイカすグループです!
Big Bad Voodoo Daddy



かっこいいです!



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KINOTO (乙:きのと) | trackback(0) | comment(0) |


2015/02/09 (Mon) ハンス・J・ウェグナー

ハンス・J・ウェグナーの「CH‐30」というダイニングチェアーの名作です。

2脚修理を承りました。

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ハンス・J・ウェグナーは、「椅子の詩人」と呼ばれ、生涯で500脚以上の椅子をデザインしてきた世界的に有名なデンマークのデザイナーです。

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このCH-30はウェグナーがデンマークの家具メーカー「 Carl Hansen & Son : カールハンセン&サン」社より1952年に発表した作品です。

座面の裏にはそのオリジナルである証拠の焼印が押してあります。
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今ではヴィンテージ・アイテムとして愛好家の間で流通しています。

お預かりしましたお客様は、ウェグナーの椅子というよりも、その坐り心地の良さに惚れ込んでご購入され普段使いをされています。
しかし、如何せんアンティーク・ヴィンテージですので、ガタが出てきたようです。
2脚ともホゾ(凸凹)の糊が切れ、木も痩せ、緩みが出ていました。

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「CH-30」は座面の上から3ヶ所ビス留めがされているので、分解するには一旦座面のレザーとウレタンを剝さなければなりません。
なかなか困難な作業なのです。
そして一旦分解した上で組み直し、座面を張り直すのです。

無事修理を終え、先日お納めさせて頂きました。


ではでは…デンマークつながりで…
セシリアノービーです。



ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」はこんな感じになっちゃいます!


色っぽいですね~!!!


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2015/02/11 (Wed) 徒然

たまには、こんな風に休日を過ごしてみたい!

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あんなに読んでいた本も、全く読まなくなり…
新聞も、雑誌も、テレビも、ほとんど見ず…

見るのは図面と数字ばかり・・・・

あぁ~こんなはずじゃぁ~なかった!(笑)

世情に疎く…なんか浦島太郎な気分なこの頃なのです。

・・・・特に何があった訳ではないのですが(笑)

今日も元気にWorking!




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2015/02/12 (Thu) 文化財の3Dデータ化

昨日(2月11日)の日本経済新聞に「文化財の3Dデータ化の動き」という内容、で昨年作成しました「山車の3Dデータ」の事を取り上げて頂きました。

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数週間前に日本経済新聞社の東京本社から電話インタビューを受けました。

社会部の記者の方は文化財の3Dデータ化保存について記事を書いているとの事でした。

僕のホームページブログをご覧になり連絡を頂きました。

歴史的な建築物や山車の様な文化財を万一の事態に備えて形態や構造を3Dでデータ化する動きが広がっているそうです。

そのような動きの一例として日経新聞で取り上げて頂いた事を嬉しく思います。

それは、このような動きは、ご依頼主の清水さんの本意であり、僕も3D図面の作成を進める中で、半田市が誇る山車まつりの文化に少しでもお役に立てられたらいいなぁ~…と心底感じているからです。


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2015/02/15 (Sun) オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 2015

先の金曜日(2月13日)に「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 2015」に行ってきました!

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開催日を間違えて行けなかった先月の「プロ音響機器フェア 」の過ちを繰り返さないように、カレンダーに印をつけておきました(笑)

2月13日(金)・14日(土)・15日(日)の3日間、名古屋国際会議場2号館全館でオーディオファンはもとより、音楽ファン待望の音の祭典・・・とFM愛知が教えてくれました。

1F~3Fまで全室で下記のブランドが最新トップエンドな機材で試聴させてくれます。
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僕は初日(13日)のオープンと同時に会場入りです!

そして聴きまくりです!(笑)
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全ブランド制覇しましたが、興味のない御方には同じような写真ばかりなので割愛しました。
とにかく各ブランドの最上級機種で開発の説明などを交えながら様々な音楽を聴かせてくれます。

・・・こんな至れり尽くせりの催しが…入場無料!

僕は目的のブランドが幾つかありました。
どれもお客様から教えて頂いたブランドです。

先ずはこちらです。
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「ティム・デ・パラヴィチーニ」の(EAR社)です。

ある部品を作らせて頂いたご縁で、「ティム・デ・パラヴィチーニ」の存在を知りました。
お客様宅に納品に伺った際に、この“気絶するほど悩ましい”佇まいのアンプを見て、ぶっ飛びました!
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とにかく、形・カラー・質感・レタリング…“参りました!”てな抜群なセンスです。
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このような見た目にも美しい機材が揃うと、”うっとり”してしまうのです。

視聴時間に合わせてブースを訪ねたっぷり聴かせて頂きました!
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こちらのドイツの「クリアオーディオ」のターンテーブル(レコード・プレイヤー)も痺れました!
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下のプラッター(磁性体を塗布した円盤)と上のプラッターの磁界の反力を使ってテーブルを回すそうです。
・・・リニア・モーターカーの原理です!…違うかな?
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まぁ~難しい事はさておき、この形!…オーディオと言うと、四角四面の機材が多いですが、こちらの代理店が展開するブランドは、ちょっと異彩を放っています…持論です(笑)

もう1つは、こちらです。
キソ・アコースティック社のスピーカーです。
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最近お取引させて頂いたお客様から、「機会があったら絶対に聴いてみて、ビックリするから」…と教えてもらいました。
幸いな事に、今回視聴する事が出来ました。

高さは30cm程で、ウーハーのサイズは10cmです。
この小型サイズで恐ろしく雄大な音を奏でました!
ジャンルも選ばず、確かに「ビックリ!」でした。

2.5mmの合板を使い、アコーステック楽器のような構造で作られています。
あのタカミネ・ギターの高峰楽器製作所とのコラボによって誕生したそうです。
世界のタカミネとなれば、その説明も納得です!

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隣県の岐阜県・中津川のメーカーで世界展開している素晴らしいブランドです!

語ってしまいました!
とにかくオープンの15時に入場し、20時の終了時まで5時間聴きっぱなし!音を浴びっぱなし!

今日(15日・日曜)も16時まで名古屋国際会議場2号館全館(1階~3階)で開催してますので、ご興味のある御方や音楽が好きな御方は楽しいですよ!

(おまけ)
終了の20時を回り名残り惜しく出口へ向かうと、あるブースから聴こえてくるじゃぁ~ありませんか!
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ツェッペリンです!

試聴会ではジャズやクラシックを聴かせる事がほとんどで、ロックなどはご法度な感がありますので、サプライズです!

思わず、部屋に入り聴き入っちゃいました!

DENONブース、完全貸切状態です!(笑)
…当たり前ですね、もう片付け作業中ですので
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曲が終わり、片付をする若いスタッフと目が合って…ニンマリ

”もう終わりなんで(笑)”

なんだか得した気分で会場を出たのでした!

では、ツェッペリンで…と思いましたが

…数時間前に知りショックです。シーナ&ロケッツのシーナさんの訃報です。

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最後は、家族が病室に集まり、手を握りながらみまもったが、パソコンでシナロケの35年分の音楽を聴きながら、息を引き取ったそうです。
とても仲の良いおしどり夫婦としてしられた二人、鮎川誠さんのコメントが涙を止めません。

「歌うことが好きで、病気治ったら何したい?って聞かれたら『歌いたい』って。(最後にそれが)かなわんかったから、歌聞きながら…。
素晴らしい歌手でした。一緒に35年過ごせて、幸せでした。ファンの皆さんから愛されて、とても幸せやったと思います。ハートが大好きだったから、バレンタインが命日(に)なって…」


僕は、オリジナルも大好きですが、やはり往年の名曲を演るのが最高に好きでした!

15年程前のTV番組でしたが、キンクスの「YOU REALLY GOT ME」を演ってます。


レイ・チャールズの「WHAT I SAY」です。


これは、もう・・・画面が曇る…
RCの「雨上がりの夜空に」・・・


ご冥福をお祈り致します!


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2015/02/17 (Tue) ウッド・ホーン

いつ終わるか解らない単純作業が続きます!
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こちらはもうそろそろ終わらせたいです。
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ウッド・ホーンです!
・・・・まだまだ完成ではありません。

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こんな感じで使われるスピーカー用のウッド・ホーンです。
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やはり、こちらもまだまだ終わりません
先は長そうです!



日曜日は、終日引き籠りな1日でした。
前日のシーナさんの訃報に際し追悼でアルバムを引っ張り出して聴いていました。

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デビューアルバムの「真空パック」です。
ゴリゴリのR&RやR&Bとはちょっと違って縁深かったYMOが深く係わったアルバムです。
「テクノ」な感じがあって、「んんん????…でも斬新!」てな感覚でした。

代表曲の「You May Dream」以外に、イギー・ポップ、ジェームス・ブラウン、キンクス、高橋幸宏などのカバー曲も入っています。
この曲、いいです! 「レイジー・クレイジー・ブルース」



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2015/02/21 (Sat) 言い得て妙

こんな接着剤を「使ってみれば~」と持って来てくれました!

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ハネムーン型水性接着剤
…なんとも気になるネーミングです(笑)

使い方は、貼り合わせる部材の片方に主剤(左側)、もう一方にプライマー(右側)を別々に塗布し、張り合わせると主剤とプライマーが反応して極めて速く硬化する…という接着剤です。

短時間圧縮による各種接着に適していると言われています。

それにしてもこの2液性の接着剤を、こともあろうに「ハネムーン型」とは・・・

そもそもハネムーンとは…

英語の「honeymoon」

「honey」は「蜜」

「moon」は「月」

…なので「蜜月」(笑)

一般的には、結婚してから1ヶ月間を「ハネムーン」と言い、新婚旅行はその間に行く事から派生したそうです。
「ハネムーン」は新婚1ヶ月を意味するようになった説は2つあり、1つは新婚期は蜜の様な甘~い生活と、そんな生活も満月のように欠けてしまうことから来た遊び言葉という説。もう1つは古代ゲルマン民族が結婚後30日間ハチミツ酒を飲み子孫繁栄に励んだ習慣があったことに由来するそうです。

何れにしましても、この「ハネムーン型」なる接着剤・・・・イチャイチャ、ネチネチしてくっついたら絶対に離れない!

・・・そんな強力な接着力を掻き立てます(笑)

こんな材種を使っている時に紹介してくれました。

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しかし、疑い深い事と、「ハネムーン」なるキナ臭い名前にも気に掛かり(笑)、何より作業が遅れているため検証する時間もなくて…

今回は今まで通りの方法で加工を進めています。

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ハネムーン型水性接着剤・・・何かの機会に試してみます。

それにしても、誰が付けたのでしょうか…この名前(笑)
真面目に考えたのなら、引きますが…洒落で付けたのであれば、あっぱれです!

(おまけ)
刃を砥ぐ「砥石」のブランドでこんなモノもあります。

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その名も…「刃の黒幕」

「黒幕」ですよ(笑)

確かに、カンナもノミも、どんな刃物でも砥石が無ければ全く使い物になりませんが、だからと言って…黒幕とは

これを最初に知ったとき、ひっくり返って笑いました!

しかし、この砥石、人口砥石としては優れものなのです。

で、この会社「シャプトン」という非常にクールな社名なのですが、「黒幕」の様に作る商品のネーミングが愛らしいのです。

他には巷ではダイヤモンド砥石と言われるモノに…「空母」

砥石が凹凸になった場合の修正器を・・・「なおる」

見事としか言えません(笑)


では先の「オーディオ・フェスタ」で“今のヴォーカルいいですね~誰ですか?”と教えてもらったJen Chapin です。



GO AWAY:立ち去れ!・・・切々と訴えられている気がしますので、作業に行ってきます(笑)

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プロフィール

クラッピン ジャム ウッド by 原田        

Author:クラッピン ジャム ウッド by 原田        
JBLのPARAGON(パラゴン)を実寸で自作したのが事の始まり!(笑)、オーディオや家具、車のキャリアなどなど、好きな物だからこそ、こだわって物作りができます。1人でこつこつ木工品を作ってます。手作りの面白さをお伝えします。趣味の音楽や車のことも書いてます。

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