チョッと前に記した「図面が大切というお話し」の続きです!
当たり前ですが、物を作る時には図面を起こします(紙に描かない時でも頭の中では描いてます)
時にこの図面描きが製作時間の何十倍も掛かる時があります。
今までで最も時間の掛った図面は、想い出すと泣けてくる「山車」です。
模型の製作と合わせて900時間は掛かりました。勿論、図面起こしの方が時間は掛かっています。
その図面を起こすための調べものや研究を含むと・・・・涙涙
去年の今頃ですね
次に「パラゴン」ですね
で、パラゴンと同じぐらいに苦労している現在進行形の「WE15A」です!
この図面が有れば木工に携わっている方なら誰でも物は作れます!、しかしこの図面は起こせない方は多いと思います。
それ程、図面は大切で価値のあるものなのです(持論です)
前職である物の開発に携わった事があります。実際の物が出来ない試作段階のそのまたその為の図面作成で想像を絶するコストが掛かりました。この時に図面の対価を痛感したのです。
…そんな経験をしていながら、開業当初にあるオーディオ品の試作依頼を受けました。
それは、市販品には存在しなくお客様がぼんやりイメージしたアイデアでした。
元来真面目で誠実で色男で頭が良いので、一生懸命考えて図面を携えてお客様の元へ訪れ披露しました。
自分で言うのも何ですが、構造もとてもシンプルにして見栄えもスッキリ、お客様の満足げな表情は今でも忘れません。
「商談成立!」・・・そう思い、スキップしながら帰った記憶があります(笑)
が、後日・・・製作見合わせのお達しが…
すっかり気を良くしていたので、キッチリ部品寸法まで記した図面をお客様へ渡していたのです。
よかれと思いシンプルな構造に仕上げたので、お客様が僕の渡した図面を基に自分で作っちゃったのです…と風の噂で聞きました!
ガビィ~~~ン!!!です。
後にも先にもこの様な事はこれ1回ですが、この痛い経験により図面の取扱は注意を払うようになりました。
「パラゴン」を自作した事で「youtube」やブログの製作写真を見た海外の方から多くの連絡を頂きます。(国内の問い合わせは少ないのですが:涙)
そのほとんどが「ワンダフル!」「アメ~~~ジング!」「ファンタスティック!」「グレイト!」「アンビリ~~バブル!」「マジック!」
・・・などなど、住所教えるから僕の家族宛に手紙を書いてくれ!…と言いたくなるような歯の浮くような褒めようです(笑)
調子にのってメールで文通していると、その半数以上が気心許した頃に・・・「君の力を貸してくれ」とか「今後いろいろとアドバイスして欲しい」とか「協力して欲しい」とか言っちゃって・・・とどのつまりに…
「図面頂戴!」と言って来ます
頂戴?…ちょうだい?、CHOUDAI?、ちょ・う・だ・い?・・・・・・
頂戴・頂戴・頂戴・頂戴・ちょうだぁ~~い~~~~!!だとぉ~~!!
となります(笑)
勿論大人なので、「僕の生業の重要なファクターなので差し上げる事は出来ないんですよ」と丁重にお断りします。
別れを切り出した恋人のように、プツリと関係が切れます(笑)
で、そんな安易な考えの御方が多い中、今回の「WE15A」のブログを見たイタリア人の方から1ケ月程前に
「図面を売ってほしい」と依頼が来ました。
その本人も自作をしたい(または誰かに作らせい)らしく資料を血眼になって捜していたそうです。
「まだ完成していない」と言っても、それでも良いからと僕並にしつこい熱心なお方でした。
ここから本題です!…枕が長い!
「鋳物で出来ているスロートはどうするつもり?」と問い合わせたところ
「溶接で作る」との返事でした。
実は僕も同じ考えを持っていました。その為に同級生のM君が業者に夏前に引き合わせてくれてOKの返事をもらっていました。
しかし、その為には鉄板で部品を作る為の展開図が必要でした。
元来真面目で誠実で色男で頭が良いはずなので、この3次元曲線の図面が実に芳しくないのです。
そこで、「スロートの図面があるならば、それが僕の図面と同水準で対等な価値が見出せるなら交換してもイイですよ」
と提言したところ速攻で「OK!直ぐにアーティストに描かせて送る!シェアしましょう!」と言ってきたにも拘わらず・・・・
以後音信不通(笑)
あまりに返事がないので「こちとら、時間がないので、ここ1週間以内に図面を交換出来ないならば、あなたの図面を僕にとって価値のないものになります!」と伝えるも
完全シカト!(笑)
まぁ~、スロートの図面が書けなかったんだとおもいますが
「おおおおお・・・もしかしたらミラクルが!」との甘い期待も幻で
スロートの展開図面を描く為に実物を木製で作ってます。
勿論、その為の図面も起こしているのです!
で、アパレルデザイナーのように型紙を作ったり…
そんな苦労の末に・・・・
残念なお知らせが(笑)
長くなったので次回にします!・・・引張りますね~
そんな状況の中、昨々日どんより落ち込んでひとり寡黙に(エアー)男泣きをしながら、作業をしていると・・・
今回の記念品事業の実行部隊として協力してくれているI君が陣中見舞いに来てくれました!
企業のトップとして超多忙な中、袋一杯の差入を持ってきてくれました。
また、僕の我儘な製作進捗に合わせWE15Aのトランスポートをその場で手配してくれました!
感謝感謝です!
残業の夜食に美味しくいただきました!
I君、有難う御座います!
また、昨日は急な依頼にも拘わらずN君が応援に駆けつけてくれました。
昨日は僕と2人きりでしたので、いろんな話が聞けました(作業しながらですよ:笑)
世界を駆け巡り、あの!あの!あの!企業で、数十年後の社会を見据えた開発に取り組むN君の話はとても興味深いものでした!
終わりの見えない地味ぃ~~~~~~な作業にも拘わらず、黙々とこなしてくれました!
N君、有難う御座います!
写真でも解りますように、友人達の励ましもさることながら、この笑顔!
・・・・救われます!・・・ちょっとセンチです(笑)
夕刻にN嬢も駆けつけてくれましたが、素敵な笑顔を撮るのを忘れてしまいました…ゴメン!
ついつい、作業応援は熟練の域にたっしつつある同級生にお願いしてますが、ワイワイガヤガヤ笑いと罵り合いの堪えない素敵な作業空間ですので、他の同級生の方も時間が有れば遊びに来てください!
…急に手伝ってもらう事もありますので、覚悟してください!
…ウソです!・・・いやホントです!
…その時になってみないと解りません(笑)
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
最後の追い込みの追い込みのそのまた追い込みです。
先週末の連休から沢山の同級生や友人にお手伝い頂き完成を目指しています!
そんな作業を振り返ります!
11月2日(日曜日)…午前の部!
爽やかな休日の朝!、可憐な女子を交えてキャッキャ言いながら作業前のコーヒーブレイクを楽しんでいると…
顔を隠したガラの悪い集団が羨ましがって因縁をつけに来ました!
・・・な雰囲気で作業が始まりました!…ウソです!
ウーハーBOX(JBL4550BKA)の内部を塗装してもらいました。
それが終わると、次は塗総前の最終素地仕上げに掛かってもらいました!
一旦、水引き(みずびき)と言いまして雑巾で全体の表面を濡らします。水を付けると繊維が元にもどろうとして表面がガサガサになり木の目が立ってきます。
それを目の細かいペーパーで研磨していきます。
目指すところは10代の肌のスベスベ感とお伝えしました!
想い出すのに苦労してましたが、遠い記憶を呼び戻しながら一心不乱にお肌のお手入れに勤しんでもらいました!
暴と静の名コンビです!
要所要所で教えてもらってるのに一切感謝の意を表しません、にもかかわらず理路整然と指導しています。
…どちらがどちらとは言いません…解るはずです(笑)
アクセルとブレーキ、どちらも必要です!互いに尊敬の念があって成立しているのでしょう!
女子は「私のお肌の方がすべすべよ!」「いや、あなたには負けないわ!触ってみて私のお肌、あなたよりすべすべでしょ!」そんな熱き戦いを感じさせる丁寧な作業ぶりでした!(笑)
この男!危険です!
高3年の時に同じクラスで最下位を譲り合っていたライバルです!
僕の脳味噌はツルツルで皺が少なく奇麗でしたが、こ奴の脳味噌は筋肉でした!
時折諌めないと、力任せにガンガン行きます(笑)
とこんな具合で作業は進みました!…半分本当で、全部想像です!
今回もお題目を伝えて「ハイ、お願いします!」の完全丸投げでした!
頑張ってくれた素敵な仲間です!
S君、S君、N君、I君、Mさん、Sさん、Mさん、Y君
有難うございました!
11月2日(日曜日)…午後の部!
午前からS君、N君が残ってくれて、S君が加わり作業開始です!
ペーパーが無くなったので買出しに行きました。
常に慎重で気配りの利くS君が「キャスターは?」と言うので、すっかり忘れてましたが「当然一緒に買うつもりだよ」と偉ぶりホッとしたのでした。
折角なので言い出しっぺなのS君に責任を持って付けてもらう事にしました(笑)
N君と協力しあいながらの睦まじい光景です!
親切心から残ってくれたのに災難です!
「全荷重が架かるから慎重にね」
「製造物責任法(PL法)知ってるよね~」
「まぁ~自分の仕事が心配ならば3ケ月毎に学校へ点検に行けばいいだけのことなので」
僕なりに一生懸命励ましました!(笑)
…キャスターは僕が付けるので…ご安心あれS君!
午後から参加の別のS君、いきなり「フィンの型紙作って!」
??????…てなもんです
フィンとはウーハーBOXの中心に付いている部品です。
難しくて面倒なので後廻しにしていた部品です!
最初はアパレル会社を経営するN君に「服のパターンナーの様な仕事なので君がやりなさい!」と命令したのでが、やんわり辞退したので、S君が災難を被ることになりました。もう災害ですね(笑)
無理やり押し付けたり、命令したり、嫌と言わせなかったり・・・
「なんか午前中と態度が違う」とか「あの低姿勢さが無い」とか「豹変した」とかブツブツ言い始めたので…
全く大人になっても人間心理の解らぬ奴らに教えてやりました!
「女子が居ないからだ!」…と
一同納得!…てなもんです(笑)
いやいや本当は背に腹は変えられない状況でしたのでついついお願いした次第なのです!
3時に帰るといっていたN君も帰れず・・・・
心配して来てくれた塗装のプロ 小川智久君にも見てもらいながら…
3人は夜の9時まで作業をしてくれたのでした!
そんな素敵な仲間です!
仕事をやりきった充実感に満ち溢れた感じが伝わってきますね!
アップで見てみましょう
恨み骨髄でこちらを睨みつけている様に感じるのは僕だけでしょうか(笑)
N君、S君、S君
有難う御座いました&ゴメンナサイ!!!
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(1) |
ついに…完成!!!
そして…お披露目!
11月13日(木) 高校卒業30周年を記念した事業の1つ、「柊陵セミナー」が母校で行われました。
同級生で名古屋大学教授の秋間広君が講師として招かれ講演をしました。
同じく卒業30周年の記念事業の1つ「記念品事業」として作成していたスピーカー(WE15A)を持ち込んで、この機会にお披露目させて頂きました。
冒頭にチョッとお時間を頂き、WE15Aで音楽を聴いて頂き、このスピーカーについて説明をさせて頂きました。
従来体育館に設置されていたスピーカーと聴き比べをしてもらいながら、色っぽい姿形とダイナミックなサウンドを楽しんで頂けた…と思っています!
では、ちょっとその色っぽい後姿と横姿をご覧下さい!
そして、この後姿!・・・・ウーハーBOX(JBL4550BKA)の裏板には…
同級生の寄せ書きが綴られています!
8月の同窓会で皆に書いてもらいました!
「書かないと、未来永劫まで残る恥ずかしい言葉を僕が名を騙って書きますので」…と脅したので書いてくれました(笑)
あの8月10日のブログのステンシルはここに使われたものなのです
折角の記念品なので、同級生にとって卒業30周年の想い出になるような事が少しで形として残ればとの思いで考えました!
…僕らの年代でしか贈れないオリジナリティに富んだもの
…同級生が何らかの形で係わってもらえるもの
…どうせならこの機会を通じて、旧友を温め、楽しみ、交流を続けられるきっかけになれるもの
そんな想いで製作に当たりました。
構想から1年半が経ちました。実際の製作には8ケ月を要しました!
紆余曲折あり、30年振りに再会した同級生達と、怒ったり・笑ったり・泣いた(振りをした)り、凹んだり、調子に乗ったり、呑んだり、酔ったり、寝たり、吐いたり・・・皆の意志がひとつにまとまってからのパワーは鬼気迫るものがありました!
そんな皆の想いをまとめ、今回の「記念品事業」を取り仕切ってくれた戦友です!
また、怒濤の追い込み約1ケ月には、多くの同級生や友人、そのお知り合いの方々にお手伝い頂きました!
彼らの応援がなければ後少なくとも2〜3週間は掛かっていたかと思います。
何とか13日にお披露目出来たのもほんと皆のおかげです。
また、他の同級生から寄せられた励ましや心遣い、心配の声やメッセージはプレッシャーを跳ね除ける強力な後押しや励みになりました!
この場を借りまして、皆様にお礼申し上げます。
本当にありがとう御座いました。
・・・・まだまだ完結出来ません!
兎にも角にも…この1週間!
この日に間に合わすために、狂気の沙汰で製作に当たりました!
同級生・友人・そのお知り合いの方々を強引にに巻き込んでのドタバタ・ハチャメチャ・ヘトヘトなへヴィーな日々でした!
その様子を綴らなければ自作日誌は完結出来ないのです!
後先になってしまいますが、最後の追い込みの1週間は時系列で次回以降に綴ります!
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(6) |
徐々に平常作業に戻りつつあります!…早起きは直りませんが
先週の土曜日の中日新聞(知多版)にドカァ~~~~ン!!!と大きな記事で紹介して頂きました。
また、13日のお披露目の際には中京TVにも取材して頂きました。
有り難い限りです。なんだか僕1人がクローズアップされているようで恐縮なのですが、何度も記しますが今回は多くの同級生が様々な形で協力しながら成し得た成果です!
その中心メンバーとしてこの「記念品事業」を司った4名です!
左より…
I君 : 常にニュートラルなバランス感覚で発する意見は、イケイケドンドンな僕らの言動にブレーキを掛けたり、背中を押したり、横道に逸れないように、常軌を逸しないように軌道修正してくれました。多角的な思考と気配りでサポートしてくれました!
S君 : 今回の総指揮監督です!学校との交渉や書類作成、スケジューリング等々…冷静かつ粘り強い交渉術で今回の事業をまとめてくれました! 皆を意見を吸い上げ、ブラッシュアップする術で数々の難関を突破させスムーズに事を運んでくれました!
Y君 : 云わずと知れた30年前は紅顔の美少年!…多分
S君 : ずば抜けた行動力と異常な程の思いやりで、様々な決断の場面で英断を下してくれました! 彼の元気と勢いで迷いや弱気を払拭させてくれました!
この性格もタイプも全く異なる4人がそれぞれの特質を活かしながら事を進めました。
とにかく僕を除く3人は、僕が製作に集中出来るようにと、煩わしい一切の付帯任務を請け負ってくれました。
解る方は解ると思いますが、大きな事柄を進めて行く上でこの様な付帯業務が実は実は最もパワーの要る事なんです!
彼らのお陰で、僕は8ケ月の間、製作だけに集中する事が出来たのです!感謝感謝です!!!
そして、一番右に写るN嬢。 同窓会委員として走り回ってくれた彼女。彼女のきめ細かなヘルプによって最後の追い込みに拍車が掛かりました!
彼女が個々に声掛けをしてくれたお陰で、不足していた作業応援人員を確保して頂きました!
そのお陰で、作業場が女子で溢れたのです(笑)
ではでは振り返ります!
完成まで…あと5日!…11月3日(月・祝)の事です!…因みに この日 の翌日です!
巨大なその姿を現したWE15Aです!
可憐な女性隊員達です!
エッジの面合わせ、最終仕上げのサンディング…ピカピカツルツルにして頂きました!
男性陣も負けずと頑張って頂きました!
この日1番の被害者です!
同窓会代表を務める I君
小学校からの付き合いで、言いたくないが性格が良いので人望も厚く、言いたくないが文武両道、言いたくないが王道を歩み続ける文句のつけようがない奴です!
言いたくないが、そんな彼に積年の僻み妬みを抱き続ける邪道を歩み続ける私
すっかりサンディング応援のつもりで来ていたI君にウーハーBOX(JBL4550BKA)の上にWE15Aを載せる為のストッパー桟を付けてもらう事にしました!青天の霹靂とはこの事です!…僕は計画通りです!
ドリルを垂直に立てる事や、ビスを真っ直ぐ打ち込む事はなかなか難しい事なのです。
案の定、「ビス1本まともに打てない」「ドリルでまともに穴すら開けれない」「オレはなんてダメな人間なんだ」「ブツブツブツブツ・・・・・ぶつぶつぶつぶつ・・・・」
ド憂欝極まりない表情で、ちょっと涙目で、ちょっと不貞腐れて、次第に言葉も発しなくなり…
・・・してやったり!思う壺です(笑)…ウソです
実は大先生が来る前に仕上げなければならないので、構ってられませんでした。I君ごめんなさい
この日に大先生の「ハウス・ペイント」の小川智久君がウーハーBOXの塗装をしてくれたのです。
さすが、プロの技です!
サンディングは全員参加で頑張ってくれました!
抜群に美しく仕上がりました!!!
頑張ってくれた素敵な仲間です!
Sさん、Mさん、Nさん、Sさん、Nさん、M君、N君、I君、神こと「ハウスペイント」小川智久君
ありがとう御座いました!
・・・I君に笑顔が戻ってホント良かったです(笑)
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
振り返ります!
完成まで…あと4日!…11月4日(火)の事です!
お披露目から逆算すると翌日(11月5日)に塗装をしなければ間に合いません!
「ハウス・ペイント」の小川智久君に無理言って翌日に塗装をしてもらうようお願いしました!
・・・と言う事は、今日中に仕上げなければならないのです!(汗汗汗 )
細かな部品や、仕上げがまだまだ残っているのです!
終わるまで帰れない!…泣くに泣けない、大人なので泣けない、男なので泣かない、でも泣きたい!、誰も見てないからチョびっと泣いてやろう!…オロロ~~~
そんな半泣付き焦燥感に駆られながら寡黙に作業していると・・・夜の8時頃だったでしょうか…
心配してコーヒーの差し入れを持ってN君が訪ねてくれました!
生徒会長を務めた頭脳明晰・才気煥発なN君、数十年先の社会を想定した開発に取り組む彼が明日の想定も出来ないためケツかっちんで鼻血ブーな輩に優しい手を差し伸べると、そんな彼も今日をも想定できなかった事態に陥るという悲惨な物語です!(笑)
優しいN君、「猫の手にもならないけど、何か手伝おうか」
…「好きです!、つきあってください!」…と言いそうになりかけましたが・・・切羽詰っていたので…
…マジか、マジか、マジか!、マジマジマジィ~~~~!!!、マジか!
心の中でそう叫びました!…が、そこは大人なので…
「えぇ~いいんですか、じゃぁ~この部品を外してくれますか?」
・・・一応、大人なので語尾を上げてお伺いを立てました!
・・・お伺いは立てましたが、同時に工具一式を渡してます!(笑)
多分、彼は気付いてなかったでしょう
この部品を外すと、どうなるか!
「外れました」
「じゃぁ~中側からビス打ってもらっていいですか」・・・これ可也な難作業です
多分彼は気付いたでしょう、ビスを打ったらパテでネジ頭を埋めなければならない事を、そしてこれが途中で逃げ出す事の出来ない泥沼作業に繋がる事を
…やはり真面目な方でした。
想定通りのコースを歩んで頂きました!
更に更に…どんなに優しい御方なんでしょうか!
「ここも埋めとこうか?」
「あ、ここも埋める?」
「ここも埋めた方がいいよね」
断る理由など微塵もありません(笑)
結局11時まで手伝ってくれました!…いや手伝わせてしまいました!
お陰さまで予定していた作業が日にちが変らない内に終了しました!
そして翌日の塗装の準備も整ったのです!!
ついに、ここまで来ました!!!
N君、有難うございました!!!
N君に手伝って頂いた箇所ですが、これが色々ありまして数日前のギリギリに仕上がった部品なのです。
ちょっと綴ります!
WE15Aにはこんな円筒状のスピーカーユニットが付きます。
この中高域の音を鳴らすスピーカーユニットの「ドライバー」とはこんな形をしています。
で、中心の黒丸の所から音が出てきます。
これを「スロート」と言いまして、写真のドライバーはこのスロート径が2インチ(約5cm)なのです。
で、ウエスタンのドライバーはこのスロート径が1インチ(2,54cm)なのです!
なので、このドライバーとWE15Aの接続部分のスロート径は1インチ(2,54cm)で設計し、作りました!
スロートが出来あがってウキウキでいると、運良くオーディオが大好きな大工さんが作業場に遊びに来ました。
3年前に僕はこの大工さんからウエスタンの存在を教えてもらったのです。筋金入りのオーディオ愛好家の方でかつてはウエスタンのフルシステムもお持ちだったそうです。
確か、今も別のウエスタンを持っている事を想い出し、品番が違ってもスロート径は一緒のはずなのでご自宅に押し掛けて見せて頂きました。
実は、このスロート径に関して若干の不安があったのです。
…如何せん、本物を見たことが無いので
こちらが、その大工さんのウエスタンのドラーバーとホーンです。
なんともエレガントな姿をしています。
でドライバーとスロートの部分を外して見せて頂きました。
すると、あろうことかスロート径が18mmしかないのです!
もう、本物を見てしまうと午前中まで飛び上るほど気に入っていた部分が途端にカッコ悪く思えてしまうのです。
たったの7mm位の違いですので、言わなければ全く気づきもしませんが…
この場に及んで作り直すか否か随分迷いもましたが…
やっぱり、佇まいが美しくないし、オリジナルのサイズに忠実ではなくなるので(笑)…
作り直しました!
N君が撮った写真を拝借します。
左側が作り直した開口が18mmの部品です!
やはりキュっと締まって美しいですね~!!!
最初の部品を作る前に、確かめておけば良かったのに・・・
…普通はそう思って、落ち込む所ですが…
塗装前に解って良かった良かった!、本当に運が良いなぁ~~!!!
…どこまでもポジティブなのです!
…本当は強がっています(笑)
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(1) |
振り返ります!
完成まで…あと3日!…11月5日(水)の事です!
ついに来ました! 最終段階です!
全てが決まる塗装です!
普段の製作では塗装は自分で行いますが、今回は最後の塗装を同級生達とワイワイガヤガヤと楽しみながら行おうと考えていました。
…が、刷毛での手塗りは200%おぞましい結果になる事に気づき、急遽同級生Yさんのご主人で、10代からの友人でもあります塗装業を営む「ハウス・ペイント」の小川智久君にお願いしました。
また、平日にも拘らず多くの同級生が応援に駆けつけてくれました!
Kさん、Mさん、Fさん、S君、Sさん、Yさん、Nさん
有難うございました!
では、そんな神業のダイジェストです!
前日までの天気予報では「ピーカン・快晴」でしたが、当日の朝には雨が
モノが大きいので外で塗装をする予定でしたので困った事になりました!
幸い、振り続いた雨も8時半頃には上がりめましたが、終日降ったり止んだりの厳しい日となりました。
僕1人ではパニクってしまうところですが、そこは百戦錬磨のプロが居ますので冷静に事を進めてくれました。
雨雲の進路予想を見ながら時間を見極め、天候に合わせて室内と外でモノを移動させながら手際よく塗装をしてくれました。…流石プロです!
今回は下塗り、ウレタン、仕上げと、少なくとも6回の吹き付け塗装をしてくれました。
僕の我儘で 拘りで「艶消し仕上げ」をお願いしたからです。
トップ・コートと呼ばれる最後に表面に塗膜を噴き付ける塗料で艶を消すという技を初めて知りました!
先ずは、下塗りです!
曲面が多いのでとても塗りに難くそうです。
下塗りが乾いたら、目の細かなペーパーでサンディングをします。
そして、色付けをしていきます。
塗り重ねる毎に鏡面の様な艶が出てきます。
智久君は「違う!」と言いますが、まるでピアノ・フィニッシュの様な艶のある表面です
このままで充分奇麗ですが、この艶を消してしまう最終仕上げです!
不思議な事に徐々に艶が落ち着き始め
この様な美しい「艶消し」になります!…たまげます!
この神技により、想像を遙かに超える素晴らしい塗装をして頂きました!
智久君! ありがとう御座いました!
今回、改めて塗装の難しさを彼の作業を傍らで見ていて痛感しました!
彼も、若い頃に複雑で難しい物を塗装した多くの経験が有ってこそ、今回の様な塗装が出来るのだと言ってました。
誰でも出来る仕上がり具合出ない事は一目瞭然でした。
実際に多くの方々や、厳しい目を持ったオーディオ愛好家の方々からも、塗装の素晴らしさを絶賛していたのがその証です。
素地作り、サンディングは僕らで行うと言っておきながら、何度も作業場で指導してくれたり、自ら作業してくれたり…
「本職として創作する限りは、本職としての仕上がりでモノを収めたいでしょ」
彼の何気ない一言には、絶対に妥協は許さない職人としての誇りと姿勢を感じました。
智久君の会社です!
「ハウス・ペイント」 Tel/Fax 0569-84-8020
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
振り返ります!
完成まで…あと3日!…11月5日(火)の夜の事です!
智久君に塗装して頂いた夜に、オーディオのお師匠であります「モウリ・サウンド」の毛利さんの所へ、今回のWE15AとJBL4550BKAに内蔵するスピーカーユニットを取りに伺いました。
毛利さんには高校生の頃からお世話になっていて、学校では理系に挫折し、文系に鞍替えするも馴染めず、致し方なく唯一の取り得り柄を活かしてヴィジュアル系に進んだ関係でバンドにハマり、ゴリゴリのハードロック美少年として青春を謳歌していました(笑)
そんな高校生の頃には、毛利さんのスタジオを借りてバンドの練習をしていました。
バスドラを仲間と抱えながらJRに乗り、ひぃ~ひぃ~言いながらスタジオまでの坂道を歩いて運んだ記憶は今でも訪れる度に思い出します(ツインペダルが無かった時代なので…)
大学生や社会人になってからも暫くはスタジを借りたり、ライブのPAをしてもらったり…
今から22年前に結婚式のPAをしてもらったのが最後でしたが…3年前にいきなりパラゴンを作ると言いだして真先に相談したのが毛利さんでした。
以来、僕の物創りの中でも音響に関する作品には毛利さんにいろいろと教授してもらう事が多々ありまして、今回もかなり早い時期から毛利さんに様々な事を相談し、アドバイスを頂いてました。
そんな毛利さんの秘密基地です!
訪ねる度に増え続けているような気がする機材機材機材の山です!
ステージ用のスピーカーの山を乗り越えて今回譲って頂くウーハーを運びだしてくれています。
ドライバーです!1個10キロもあります。
ネットワークのビスがインチネジでして、探し回ったのですがピッチが合わず、
毛利さんに泣き付くと奥の方からゴソゴソとスピーカー用のネジから見つけ出してくれました!
何から何まで揃ってるのが恐ろしいほど素晴らしいのです!
長さを切ってバリを取り、あっという間にネットワークが使えるようにしてくれました!
また、ドライバーとウーハーをネットワークに繋ぐケーブルも半田付けして作ってくれました!
何から何までお世話になりっぱなしなのです!
これだけに終わらず、学校体育館での配線工事やWE15Aでの音作り、お披露目(13日)当日のミキシングまで、最初から最後まで放しませんでした!
あの様に素晴しい音を奏でる事が出来たのも毛利さんのお陰なのです!
毛利さん! ありがとう御座いました!
いよいよ完成が目前に迫って来ました!
楽しみでもあり、不安でもあり…ドキドキが止まらなくなりました!
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
振り返ります!
完成まで…あと2日!…11月6日(木)の事です!
巨大なスピーカーが出来上がるにつれ作業場を占領してしまい、ここ1~2ケ月はほぼ独占的に作業場の全てを使わせて頂いてました。
木作業を必要としない最後の仕上げと音出しのため、塗装も仕上がったWE15AとJBL4550BKAを一旦自宅ガレージへ運ぶ事にしました。
運ぶと言っても、簡単に運べるサイズではありませんので、今回の「記念品事業」の実行委員として様々なサポートをしてくれている I君が車の手配をしてくれました。
老舗建設会社の経営者として多忙を極めるI君ですが、さすがにスケールが大きいですね~!!!
普通に考えたら、トラックでピストン輸送を4~5回はしなければならないと考えていましたが…
自動車を運ぶ積載車を手配してくれました!
お陰さまで、1回で全てを運ぶ事が出来ました!
街中を走るその雄姿はなかなか壮観なものでした!
何だか好きです!…この眺め!
実は、ウーハー(JBL4550BKA)は2台乗らず、1台は並走する別のトラックで運んで頂きました。
そしてガレージへ運び入れてもらいました。
いよいよ明日には、全貌を現す・・・
・・・予定です!
I君、有難う御座いました!
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
振り返ります!
完成まで…あと1日!…11月7日(金)の事です!
早朝よりガレージで、ユニットの取付です!
38cmの大きなウーハー(低音用スピーカーユニット)はとても重く、いきなり汗ダクダクです。
配線しながら、ネットワークを裏板に取り付けました!
キャスターの取り付けです。
1人では持ち上がらないので、ジャッキを使ってスピーカーを持ち上げます!
それでも重すぎて、死ぬかと思いました!
あっという間に、夜です!
今日は、ここからが本番です!
ウーハーBOX(JBL4550BKA)の上にWE15Aを固定させるのです。
・・・の話をするために、ちょっと遡ります。
11月4日(火)の事です。
翌日にWE15Aの塗装を控え、細かな部品を仕上げながら右往左往しながらも、最後の最後まで手がつけられなかった部分です。
完成予想図ではウーハーBOXの上にWE15Aが載っているのですが、さてさて・・・どうやって固定したらいいのやら…
常に舞台の前面に固定されているのではなく、可動式で使う時だけ舞台前に出すことが前提でしたので
舞台から転んで落ちたりしないように頑丈に固定しなければなりません。
薄ぼんやりと図のようにWE15Aを後方に傾けて重心を後ろに持たせれば安定出来ると考えてました。
念のため「モウリ・サウンド」の毛利さんへ確認すると…
「ただでさえ舞台の上なので、なるべくWE15Aを前方へ倒した方が良い」と言われました。
確かに音の方向性を考えたら、その通りですね(汗)
が、しかし見た目だけかもしれませんが、安定性を考えると前方に傾斜させることにはなかなか踏み切れず、その旨を毛利さんに話すと「最低でも垂直、後方へは倒すべきではない」とのご意見。
そこで、垂直に立てる事にしたのです!
・・・「したのです!」はいいが、どうしたら良いのだろうか????????
木製でスタンドを作る事を考えてましたが・・・なかなか良いアイデアも浮かばず…
そんな時は…同級生の英知と力に頼るのです(笑)
公務中なのは重々承知ですが、こちとら時間が無い!
思いついたら速攻です!
・・・・案の定、電話は切られました(笑)
しかし、時間を作って、直ぐに掛け直してくれました!
この頼りになる同級生のM君、前々から鋳物のスロートを溶接で作れるようにお知り合いの鉄工所(池田工業さん)の方と引き合わせてくれてました。
今回、直前土壇場でのスロートのサイズ変更があり、スロートはオール木製で作ってしまったので気になっていたのです。不幸中の幸いで、WE15Aの木製スロートは世界初だと思います!
電話越でM君に、
鉄工所(池田工業さん)にスタンドを作ってもらえないか打診して欲しい
・・・いや作ってもらいたい
・・・いや作ってもらわないと困る!
・・・なので、作ってもらえるように交渉して欲しい!
・・・いや、確約を取り付けて欲しい!
・・・ここで、現物を見てもらいながらお話がしたい!
・・・なので、今晩、池田工業のIさんをここ(作業場)へ連れてきて欲しい!
まくし立てたと思います!
いきなりの電話で、無茶苦茶な事を言っているにも拘わらず、何かと気に掛けてくれていたM君、合点承知の助!…とは言わなかったが、こちらの鬼気迫る状況を察して速攻で動いてくれました!
そして、その夜・・・
池田工業のIさんが来てくれて、スタンドのスタイルを打合せしながらサイズを測って頂きました。
そして、最後の難関です!
「で・・・納期なんですが・・・ ・・・・ ・・・・希望は 明後日 …何とかなりませんかね~」
「えぇええええええええ~~~~!!!!!!」
「ですよね~~~、学校への納品が12日(8日後)なんですが…」
「それに間に合うかも微妙です」
「ですよね~~~、1週間しかありませんものね~・・・でも何とか、今週末(3日後)には完成させたいんですよ…何とかなりませんかね~」
「んんんん・・・・明日から現場に入ってしまうし・・・んんん…(3日後の金曜)仕事が終わってからするしかないかなぁ~」
聴き逃しませんでしたよ!
しかし、ここで僕より先に、M君の登場です!
「僕が手伝います!、夜に行きます、作業場に、何でもします!」
・・・邪魔にしかなりません(笑)
しかし彼の本気剥き出しの迫りようで・・・
「ううううう・・・何とか、金曜の仕事が終わってから出来たらします」
Iさん、無理やり押し切られた様子です。
またここで、M君が追い打ちを掛けます!
「ではでは、金曜日の夜に軽トラで待機してます!」
苦笑いしか出来ないですよね・・・強引でごめんなさい Iさん
そしてM君有難う!
こんなM君の大活躍の経緯があり、本日です!
19時頃だったでしょうか、M君より
「あと2時間位でスタンドが出来上がるので持っていきま~す!」
Iさんの作業場で待ち伏せしているようです。
待つ事2時間、車2台に分乗して出来たてのスタンドを持ってきてくれました。
そして、現物に合わせながら、垂直を出し、ボルトで固定出来るようにガレージで加工してくれました!
そして遂に全貌を現し始めました!
23時頃まで掛かりましたでしょうか、無事スタンドを取り付けて頂きました!
N君、M君、Iさん、本当にありがとう御座いました!
急で無茶苦茶なお願いにも拘わらず、強度・安定性も万全で、とてもカッコいいスタンドを作って頂きました!
感謝感謝です!
木製ではこんなにシンプルでスマート(細い部材)では出来ないですね。
なんとも良い眺めですよね~
あとはWE15Aにドライバーを取り付けて配線したら完成です!
・・・しかし、日にちが変わります!
N君、M君も翌朝は6時からイベントの準備に行かなければならないと言ってましたし・・・
僕もヘトヘトでネムネムでしたので・・・
「遅くまで、ありがとね!ホント助かった!、後は明日の朝にするね!」…と言うも
M君、帰る気配が全くありません(笑)
N君至っては着替えを持ってきています(笑)
彼らの「絶対に仕上げるぞ!」的な気迫に押され・・・
「もうちょっと・・・お手伝いお願い」
・・・と甘えるのでした(笑)
そして遂に完成に至るのです!
が、(土曜日に)日にちが変わってしまったので、次回にします!
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |
振り返ります!
完成まで…あと2時間!…11月8日(土)になったばっかり、午前0時…の事です!
M君とN君に手伝ってもらいながら、WE15Aにドライバーを取り付けました!
取り付け位置が地上3m近くの高さになり、脚立に乗りながら3人掛かりで“ヒィ~ヒィ~”言いながら取り付けました!
・・・手伝ってもらって大正解でした!…1人では到底無理でした
もうここまで来たら、音出しをしない訳にはいきません!
アンプ、CDプレイヤー、ターンテーブルを部屋から持ってきて配線しました!
そして…
ついに完成です!
M君とN君から完成祝いに「ビ~~~~~~~ル!!」を戴きました!
最後の最後まで…心配りに感動です!
そして音出し!
M君がCDをいっぱい持ってきていました!
ではでは・・・初音出しにはそのCDの中から、M君チョイスで、懐かしきTOTOの「ロザーナ」でした!
1982年、僕らが高校2年生の時に死ぬほど流れていたし、死ぬほど聴いた懐かしき曲ですね!
今は亡き、ドラムの「ジェフ・ポーカロ」の十八番リズム「ハーフタイム・シャッフル」が存分に聴ける名曲ですね!
この「ハーフタイム・シャッフル」が、目の前にある巨大なスピーカーから出てきた時の感動は、今想い出しても身震いがします!
男3人!「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお~~~!!!」と猛獣のような声を上げました(笑)
この2人の表情が全てを物語っています!
僕の大好きなマイルスの「アマンドラ」のCDも聴かせてもらいました!
そろそろ夜も更けまくってるので、最後の1曲!…ということでM君が選んだのは…
ゲーリー・ムーアです!
夜中の2時です!(笑)
羽生選手のショート・プログラムの曲「パリの散歩道」ならまだ解りますが…
衝撃の「大いなる野望」です!
深夜の2時です!(笑)
これまた、涙がチョチョ切れる名盤です!
これも1982年、高校2年生の時ですね。
青春ですね~!!!!、死んで生き返るほど聴き倒しました!
今は亡きゲーリーのゴリゴリでド太いギターとディープパープルからの僕のアイドルドラマ―「イアン・ペイス」が叩いてるとなれば…
泣けと言われなくても泣いてやります!!!
3曲目の「ウィッシング・ウェル」は「しつこい」「マンネリ」「またこれか!」
・・・と言われても演奏し続けた定番でしたね(笑)
M君、意図してか、意図せずかは解りませんが、高校生活ドストライクな名盤の数々を持参して、この初音出しを演出してくれました!
・・・なかなか粋な奴です!
最後の最後まで、同級生に助けられ、こんな感動を一緒に共有できて・・・
目の前にある巨大なスピーカーを眺めながら、「本当に作っちゃったなぁ~」と大きく息を吸いこんだら、じわじわ・じわじわ…と去年の夏からの事を思い返し、鼻の奥の方がムズムズ痒くなって来ました。
30年振りに再会した同級生達と、タイムスリップしたような30年前のバカテンションで、がやがやゴソゴソしながら楽しい時間を過ごす事が出来ました。
大変で苦しいことも多くありましたが、それ以上の幸福感を得る事ができました。本当に幸せ者です!
間違いなく、60になっても80になっても120になっても、皆が寄れば3秒で18歳に戻れる自信を得ました(笑)
そんな素敵な同級生にこの場を借りてお礼申し上げます。
半田高校36回生の皆さん、本当にありがとう御座いました!
そして、8時間後(午前10時)には同級生への感謝の意を込めたちょっとしたイベントを開催するのでした!
その模様は次回へ続く・・・今回では終わりません!もうちょっと綴ります(笑)
ウエスタン15A自作日誌はこちらから・・・・http://ahchawachaghichon.blog.fc2.com/blog-category-4.html
ホームページはこちらです!
Woodwork Studio AH_CHACHA WA_CHACHA GHICHONCHON!
木工房「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」のホームページ
ウエスタンエレクトリック | trackback(0) | comment(0) |