奇跡の復活を遂げた、ツーキング快速「爺爺:ジィ~ジィ~」は、フルスロットルでも20km/hしか出なくなり、急な坂道は登れず、数週間前には、揺すっても・摩っても・くすぐってもピクリともせず、ついに老衰による永遠のお別れとなりました!(号泣)
開業時から二人三脚で、西へ南へ北へ東へと走りまわった良きパートナーでした。ご苦労様でした!
そして、もう自転車通勤はコリゴリなので…2代目、ツーキング快速をセレブ買い(現金即決払)しました!(笑)
ホンダの「ジョルノ」…と言うらしいです。
まだ、たった17歳!、平成生まれの若造です!…充分に古い(笑)
叔父の口利きで、18,000円でゲット!
樹脂パーツはいたる所に白化症状が見られ、マフラーからは工藤ちゃんのべスパ並に白煙モクモクです。
もちろんキック始動です(笑)
この十分にヤレた感じ!…まさしくホンダが狙った「レトロ感」です!…違いますね(笑)
まぁ~何はともあれ、フルオープンで秋風を感じながらのツーキング(通勤ing)は爽快です!
フルオープンつながりで…
日曜日に間取りと寸法確認の打ち合わせで、120キロ程遠征をしてきました。
初秋の休日! 朝の心地よいそよ風は、もぉ~気分はドライブGO!GO!日和でした(笑)。
と言う訳で、家内代表取締役を
しばらく見ないうちに、車体には…パールメタリックの塗装を彷彿とさせる

「ほこり」がタップリと山積し、お絵描きが楽しめました(笑)

エンジンも、愚図愚図言ってスネてましたが僕がしつこいので観念して掛かりました。

保険証(JAFカード)を持って快走でした!…行きは。
水温も安定し、燃料計も健在で元気過ぎます!
どれくらい元気かと言いますと
半分しか入ってない燃料計が

アイドリング中にブレーキを踏むと

満タンを指します!(笑)
ハイブリッドどころの騒ぎでは御座いません(笑)
エアー満タンです(笑)
まぁ~51歳のヨボヨボ爺さん(車)なので、大目に見てやってます(笑)
そして、帰りには暑さのせいか…今流行りの「アイドリング・ストップ」を交差点で披露してくれました!(滝汗!)
いやぁ~久々に焦りましたねぇ~!!
幸い、後からクラクションを鳴らされる前に生き返りましたが…
それからは、信号で止まる度に「ヒール・アンド・トウ」で回転数を上げてました(笑)
家内代表取締役は暑さのせいで、「うううううぅぅぅぅ・・・気持悪い!」と軽い熱中症に掛かり
僕は秋なのに…

1日で、この日焼け(笑)
汗と冷や汗と汗と冷や汗で…
口数も極端に少なくなり…
爽快とは言えぬドライブでした!
(目的の仕事は、バッチリです!…念のため:笑)
こちらは結成40歳だそうです!
今月ですね~、久々に来日しますね~
「名古屋飛ばし!」ですねぇ~(笑)
KISS(キッス)
ではでは、デビュー・アルバム「地獄からの使者」に収録の大好きな1曲!
「デュース」ですね!
立ち上がれ
君の年寄り臭さを 追い払いな
気づけよ
なぁ~んて、64歳のジーン・シモンズに歌われちゃったら…
彼らの苦悩と挫折に比べれば…まだまだチョロイものです(笑)
(お詫び)
途中、醜い日焼けの画像が有ったので、お口直しに…

美しい日焼け…と言ったら、往年のファラ・フォーセット・メジャーズですね!…古い(笑)
この笑顔、ステキ過ぎます!
サンバーン(日焼け)って映画に出てましたよね…強引ですね
……着地が見えませんので、強制終了です!、ご勘弁!
最後に…特に意味は有りませんが、聴きたくなったので。
ライブ、見たいですね~!!
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NHK…年末の紅白まで、グイグイひっぱりますでしょうね!(笑)
…「あまちゃん」関連企画
そのおかげで、再放送するようです!
「あべ一座旗揚げ公演・あべ上がりの夜空に」
これ、宮藤官九郎が企画・演出した、実にバカバカしい大腸・小腸よじり倒しの番組でした。
もぉ~訳も解らず、この番組タイトルだけでノックアウトだった記憶があります!
3~4年前にNHKで放送された番組です。
僕的には永久保存版として録画しておいたのですが、(グループ魂の野外ライブと一緒に)無残にも消去されてしまったので嬉しい限りです!
で、この番組の内容ですが、一言で言いますと
名前が「あべ」と言うだけの芸能人を無理やり集めての舞台企画です(笑)
で、芸能人だけでは「あべ」が少ないので、一般人の「あべ」さんも集められたと思います。
無茶苦茶です。天下のNHKが良くも許したものだと感心したものでした。
調べてみますと・・・阿部サダヲ、阿部力、あべ静江、安倍麻美、あべこうじ、阿部亮平、阿部進之介、阿部寛、アベディーン・モハメッド、田辺誠一、阿部定忠治
と「あべ」づくしです(笑)
田辺さんは・・・「たなべ・・・たな~べ・・・たなあべ」だから良いのだそうです(笑)
人数確保のこじつけは、これ以外にも、旧姓「あべ」、彼氏が「あべ」、阿部サダヲと会った人、…
これだけで、見たくてたまらなくなった御方も多いと思います!(笑)
歌あり、お芝居ありの爆笑企画です!
「あべ上がりの夜空に」はもちろん!
「あべの慕情」
「長崎は今日もあべだった」
「あべ Love You」…尾崎豊の「I Love You」です(笑)
「アヴェ・マリア」も(笑)
…この辺でやめときます(笑)
とにかく、必見です!(興味のある御方は)
…が、放送時間が、午前9時~なので、録画ですね!
明日、10月4日(金曜日) NHK-BSプレミアム 午前9時~11時6分
今回は、本編の前にメイキング番組も放送されるそうですよ!
因みに、音楽担当は、元ユニコーンの「阿部義晴」、司会者はNHKアナウンサーの「阿部渉」
徹底してます!(笑)
後は、このライブも再放送してほしいです!
一緒に消去された「グループ魂・秩父ぱつんぱつんフェスティバル」です。
カヲル(皆川 猿時)、ここでも大暴れしてます:笑
どちらもDVDが発売されてるので、買えばいいんですけどね…(笑)
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新作です!
学習机です。
(大きくなっても使えるように高さは大人サイズです!)
この机、古材から作りました!
材料は「地松」です。
この材料は、お寺の母屋で170年間 使われていた上り框の古材なのです。
代々、多くのお客様を迎えた玄関で使われていただけあって、厳選された木質・木肌が玄関に風格とあたたかみを与えていたことは容易に想像できます。
これだけの、長さ・厚みの無垢材を玄関にド~~~ンと使える住宅など、そうそうありませんのでとても貴重で立派な材料でした。
では、チョッとだけ偉そうに「松」について語ります(笑)
松は日本人にとってはなじみのある木です。
百木の長、庭木の王者と言われ丈夫で寿命も長く姿形が良いので縁起の良い木として、門被せの松・正月の門松・神棚の松飾などにも使用されています。
また、『松竹梅』というように大変めでたい木として認知されています。
強靭で、旺盛な生命力を尊んでのことと言われています。
なので、松の木に当たった風が入ってくる家は、長寿の家系とも言われます。
なかなか、語りますでしょ!…今、調べましたので(笑)
松…植えましょう!(笑)
樹木にはこの様な言われや想いが馳せられたものが多いのです。
そんな由緒ある材料を何とか別の形にして活用できないだろうか…とご相談を賜りました。
折角の厚みを活かして最初に座卓・文卓・酒卓などをご提案しましたが、そのような物は既に揃っているので、普段使いの中で、歴史を感じられる物を・・・・・とお客様が考えられて、学習机の運びとなりました!
古材なので溝や割れも有り、部材取りでは、なかなか苦労しました。
また節も避けられませんでしたので、敢えて節を見せるように木取った部分もあります。
勿論、天板の節は使い勝手が悪いので、特殊な樹脂と硬化剤で凹凸を埋めてフラットな仕上がりにしています。
松は杉や檜等に比べ、油分が多くとても粘り強い樹木です。
そして、年月を重ねると段々と赤みを帯び、とても良い色艶になります。
松のように…
粘り強く勉学に勤しんで欲しい…
年を重ねるごとに立派に成長して欲しい…
そんな親御さんの想いが込められています!
…上手にまとまりました!パチパチ!
曲に乗せると、こんな感じでしょうか…
イリアーヌに歌ってもらいました!(笑)
「I thought about you」
いいですね~~!!
何とも温もりがあります。
ボサノバもいいですが、こんなブルージーなジャズもステキです!
最後に…
松のような針葉樹(広葉樹に比べ柔らかいので)で机を作ることは稀かもしてませんが、
木の持っている温かさ、やわらかさで歴史の重みとご両親の想いを感じて頂ければと…
そんな想いを込めて製作しました。
…作り手の想いも記しちゃいました!
末永くご愛顧頂ければ幸いです。
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久々に山車です!
僕のお祭りはまだまだ終わっておりません!
数ケ月に及ぶ地下潜伏図面描きも行き詰まり(笑)、脳味噌がグツグツ沸騰して冷めませんので…
もぉ~作っちゃいます!(笑)
「斗栱」以来ですので数ケ月振りです!
と言う訳で、何とかなるさぁ~(なってくれ~~~&なってくれないと困る!)に期待して作り始めました!
どうしても、接続部分が合わない屋根の構造は実物で検証しながら進めて行くことにしました(ポジティブです)
初披露です!
山車の骨組です!
これは、ある木工作家さんが7年前に製作したものです。
もともとは、その作家さんの製作を進めるための図面作成が最初のご依頼だったのですが、製作も譲っていただきました。
と言う訳で、上山の製作に掛かりました。
先ずは、虹梁(こうりょう)受け・八丁虹梁・斗台輪です。
実際の八丁虹梁には、彫り物が入っています。
…無視しようと思いましたが、出来ませんでした(笑)
ちぃ~~~ちぃ~~~ちぃ~~~と彫りました!
それっぽくなりした!…かな?
次に斗台輪です。
図面の寸法通にミリ単位で部品を作っていくのですが、木の場合このように「おしい!」個所が出てきます。
髪の毛1本の誤差です。
材料が小さいので、無理すると割れてしまいます。
すぅ~~~っとノコを入れて
ピタッと納めます!
そして、こんな風に収まります。
これらの切れ込みは、上に別の材料が載るので見えなくなりますが…いいのです!
実物に忠実に…自己満足の世界です(笑)
そして、この斗台輪を支えるように、虹梁受けと八丁虹梁(上記)を組み込むと
出だしは好調です!
…自分に優しいのです(笑)
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山車の進捗です!
2日前から、斗栱(ときょう)の製作に入りました!
この部分を作るのですが…
先ず、「隅斗(すみと)組」と「平斗(ひらと)組」をやっつけます!
必死コキコキ…ここまで出来ました!
…2日の作業がたったの5行で、終わってしまうので…しつこく詳しく内容を記します(笑)
先ず肘木(ひじき)作りです!
まだ、2/3程度ですが・・・上向いたり下向いたり、切り込みの位置が3mm,4.5m,6mm,9mm,15mm,24mm....
わわわわわ・・・・訳が解らなくなってきた上に、材料が憎たらしくなってきたので、2段目まで頑張って作りました(笑)
斗(と)は以前に作った物から使えるサイズの分のみ活用します。
斗の製作過程はこちら→ ①・②・③
取敢えず、通り肘木が不要な所まで組み上げることにしました。
次に、図面通りの寸法に加工した材料をペーパー掛けします。
ペーパーを掛ける前には材料を水引き(濡れた布で材料を湿らす)をします。
これをすることによって、キズや凹みが元に戻り、木の繊維が毛羽立ってきます。
その毛羽立ちを目の粗いペーパーから細かいペーパーへと順番に掛けて表面をツルツルに仕上げて行きます。
今回は150番→240番→400番と掛けました。
見違えるほどキレイになるまで磨きます!
肘木も同様に磨きます。
そして仮組します。
中には、この様に大勢に影響しない極微な目違いが出ることもあります。
でも真面目で繊細な性格なのでキッチリ調整します(笑)
そして、やっと!斗(と)に組み込みます。
このような作業を延々とこなし、「隅斗(すみと)組」と「平斗(ひらと)組」の基礎部分が計9個出来上がりました!
そして位置合わせしたのが冒頭の写真です!
まじめに書いちゃいました(笑)
こちらの御方も真面目です!
なんと、ピンク・フロイドの楽曲のみをクラシックピアノのソロで弾きまくるこの女性がその筋で話題になっているらしいです。
演じているのは英国王立音楽アカデミー卒業のトルコの女性ピアニストAyseDeniz Gokcin(読めません)
ではでは…
因みに、1曲目の「HEY YOU」の原曲はこちらです!
お気に召したならば、こちらでたっぷり1時間も視聴できます。
(おまけ)
この「HEY YOU : ヘイ・ユー」のサビの部分の歌詞ですが
Hey you, don't tell me there's no hope at all, Together we stand, divided we fall.となっています。
歌詞の見解が分かれています(と勝手に僕が思っていただけですが:笑)
ある御方は…
「ねえ、きみ! もうほんの少しの望みもないなんて言わないで、一緒にいれば頑張れる、だけど別れたらおしまいなんだ」…と訳し
ある御方は…
「ねえ、きみ! もうほんの少しの望みもないなんて言わないで、二人並んで立っていても 堕ちていく時は別々なのだ」…と訳します。
真逆です(笑)
叙情と幻想に溢れ…いや正直に言うとズンズン沈んで行く暗ぁ~~い楽曲について行けなかった若かりし僕は、
ピンクフロイドぽい「堕ちていく時は別々なのだ」説を信じて止みませんでしたが(笑)、今回よくよく調べると
「divided we fall」が「分裂したら倒れる」の意味なので
「一緒にいれば頑張れる、だけど別れたらおしまいなんだ」であると確信しました!(今さらです)
"なかなか良いこと言うじゃん!ロジャー・ウォーターズ ”てな発見でした(笑)
当たり前の事言うな!…とコアなフロイドファンに怒られそうですが、ご勘弁あれ!
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当工房、オリジナル・オイルです!
…なんちゃって!(笑)
僕は作品の塗装はオイル仕上げを基本にしています。
これはその塗装用のスペシャル・オイルです。
どうですか!…イイでしょ!
実は、これ昔ながらの製法でエゴマ油を作っているI先輩が作ってくれました。
その名も
「亜茶和千屋 祇知恩知恩 油」
…「あちゃわちゃや・ぎっちおんちおん ゆ」
当工房のヘンテコ名「あちゃわちゃぎっちょんちょん!」を純和風にアレンジしてくれました!
粋な計らいです!
この商標…戴きです!(笑)
でまた、この透明感と色艶!…たまりません!
右のペットボトルは市販のエゴマ油です。
全然違いますでしょ!
今回は濾過を2度施してあるそうです。
そして驚くなかれ、1瓶(95g)で8万粒のエゴマから精製されていのです。
無添加の100%ピュアオイル…正真正銘のエキストラ・バージン・オイルです!
とてもとても貴重なオイルなのです。
大切に使わせて頂きます。
今までも、木製の食器やテーブルの天板など、口を付けてもよいものに使わせて頂き好評を得ています。
本来、このエゴマ油は食用油でして、昨今オーリブ・オイルよりも健康に良いと評判で注目されています。
先輩の作るエゴマ油も今年の分は既に完売してしまったそうです。
緑豊かな大自然の南知多の山の上で栽培し、1人コツコツと丁寧に手摘みしたエゴマを自然に逆らわず地球の重力に任せてポトポトと濾過し、精製しています。
気の遠くなるお話です(笑)
それ故、防腐剤や増量剤、添加物等が一切入ってないとても珍しいオイルなのです。
暴風大雨降りしきる中、真っ暗な農地でエゴマの茎が吹っ飛ばされないように手で押さえてた…
2本しかない手で1万本のエゴマを身を呈して守ろうとするこの姿勢!
そして21世紀とは思えないオイルになるまでのプロセス…これを聞いたら無駄に使えません。
でも、そんな苦労話が毎回笑けるのは何故なんでしょう!(笑)
説明書きに
「賞味期限を過ぎたら木工用塗料としてお使いください。」
と書いてありました!
こんな、大人のシャレが利いた事がさらっと出来る御方からなんでしょう!
爆笑です(笑)
I先輩!
有難うございます!
因みに、来年分は年始から販売したい!…と自分で自分にプレッシャーを掛けて項垂れながら軽トラで去って行きました!
元気の郷で販売してます!(今期は完売です)
Egoma de iso
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新作です!
新作です!
昔ながらの縁側(えんがわ)です。
正式には「濡れ縁:ぬれえん・ぬれぶち」と言います。
珍しい事に、別々お客様からほぼ同時にご依頼頂きました!
まさかの、「濡れ縁」ブーム!
ついに来たか! アベノミクス!
… 一瞬調子に乗っちゃいました!
…はかない妄想でした(笑)
では折角なので、もう少々語ります!
縁側には「濡れ縁」と「くれ縁」があります。
「くれ縁」は雨戸など建具の内側にある縁側のことを言います。
「濡れ縁」は読んで字の如く雨が降ると濡れる縁側のことです。
最近は、縁側のない家が増えました(感覚です)
住宅の洋風化や和室を持たないことが理由のひとつかもしれません(想像です)
縁側よりもその分部屋を広くしたほうが良い!…こんな考え方も有るかもしれません(想像です)
ウッドデッキやサンルームに変わってしまったのかもしれません(想像です)
日本家屋には必ずと言って良いほど作られていた縁側というと…
家の南側はいきなり部屋ではなく縁側が付いていて、お客様が靴を脱がないままで腰掛けてお茶を飲んで歓談したり、玄関ではない上り口を兼ねた、日本家屋特有のものでした!
冬の日だまりに、ぽかぁ~~~~と日向ぼっこをしたり、
夏の涼取りに蚊取り線香を炊いて、夕涼みなどをしたり、
季節ごとの暮らしにあわせた楽しみ方がありました。
子供のころのおぼろげな記憶です(笑)
今回も「玄関以外の上り口」としてご依頼頂き、折角ならば昔懐かし「濡れ縁」ぽく作らせて頂きました。
材料は檜(ヒノキ)です。
仕上げは耐候性に富んだ「キガタメール6号!」なる、ちょっと笑えるネーミング塗料をたっぷり塗布しました。
「木を固める→キカタメル→キガタメ~~ル」となったんだと思います(笑)
(このメーカーのエース級塗料「木固めエース:そのままじゃん:笑」も愛用してます)
お茶目なのか、真面目なのか…
…このセンス!…大好きです!
ちょっとおどけた感は否めませんが(持論です)、この塗料!かなり強力です。
木部深く浸透し木質成分と化学的に反応固化して樹脂化します。
表面に塗膜を作らない為、木地の感覚を保ちます。
裸足で歩いても桧の木触りを味わっていただきたかったからです。
家具に比べ見た目が地味な感も否めませんし、日曜大工でも出来そうな感も否めませんが、そこは御代金を頂いてするお仕事!
強度や耐久性を塾考して図面を描き上げました。
が…お世話になっています木工所でお師匠御兄弟に
「こんなの、仕事じゃぁ~ねえな!」と一刀両断!
この道60年の木工職人!…技術に関しては厳しいのです!
上記の歴史背景に絡めて構造のポイント等を教わりました。
毎回、いろいろとアドバイスしてくれるのです。
確かに、工程は難しくなりますが強度は数倍上がりました!
感謝です!
改めて、昔ながらの縁側には風情があり、洋風建築にお住まいでも、縁側一つで四季の移ろいを体感しながら暮らすことが出来ると思います。
木製品がどんどんなくなり、機械に四方八方取り囲まれた現代の暮らしこそ、
縁側のような庭先のくつろぎ&息抜きスペースが必要なのではと…
昨日お納めしたお客様宅から帰る際、早速「濡れ縁」にあぐらをかいて煙草をくゆらすお客様の後ろ姿を見た時に、そう感じました!
「濡れ縁ブーム!」…煽ってません(笑)
お勧めしているだけです(笑)
また、真面目に書いちゃいました。
プレゼン資料みたいですね(笑)
こちらもついにCD化だそうです!
昔の良い物が見直されました!(笑)
イヴォンヌ・フェア
60年代前半にジェームスブラウンのバックで歌っていたシンガーです。
レコード会社の1押しではなかったため、実力はあったのにプロモーションに力を入れてもらえず、レコードはこれ一枚きり。
豪快なファンクネス、ド迫力でディープな歌いっぷりに圧倒されましたが…
このアルバム写真とタイトルに…中古レコード屋さんで、さすがの私も腰が引けた作品です(笑)
では、往年のファンキーぶり炸裂の歌いっぷり!
ヒットに恵まれず、94年に51歳で他界されたそうです。
晩年は不遇だったそうです。
クローズアップされるのが遅いですね!
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牛歩ながら、着実に進んでおります!
次は前回組んだ肘木(ひじき)の上に斗(と)を組みます。
この斗にもいろいろ種類がありまして
「巻斗:まきと」・・・肘木や桁(けた)などを一方向のみ支えるもの。
「方斗:ほうと」・・・十文字に組まれた肘木(ひじき)をその交点でうけるもの。
その他にも「鬼斗:おにと」「皿斗:さらと」「大斗:だいと」などなどです。
種類を間違えないように組み上げていきます。
そして、2段目の基礎となる肘木を斗に組み合わせて斗台輪(とだいわ)の上へ仮組をしていきます。
平斗組(ひらとぐみ)の肘木(ひじき)は本体へ固定出来るように継手(ホゾ)加工をします。
どんどんややこしく 複雑になって行きます。
「今からだよ…どんどん壁にぶつかるのは…」
…先週の事ですが、凄い御方からのアドバイスです。
半田市で江戸時代の代表的な宮彫りの流派である立川流彫刻を伝承されている立川流彫刻研究所で「はんだミニ山車まつり」を開催していました。
前々から一度行ってみたいと思っていましたので絶好の機会でした!
その駐車場に…立派なミニ山車が…
ミニと言っても、こんなに大きいのです!
本物の山車の70%位の大きさだそうです。
山車関係では著名な御方(M様)の作品です。
ご職業は大工さんで、本物の山車の修繕なども多数手掛けられているとの事でした。
製作年数…なんと20年!
仕事の合間に作られたそうですが…
「40代で作り始めて…今64歳!はははははぁ!!」…と陽気に教えて頂きました!
「ひぃええええ~~~~~~~!!!」と驚愕したのは言うまでも有りません!
斗組や内部構造など本物通りで、材料も、欅・黒檀・紫檀・黒柿・・・・本物に準じて一級材ばかりです。
ついに、彫刻も始められたそうです!
細部に渡り「凄い!」の一言です。
たまたま居合わせた観光バスの御一行様に混ざってお話を聞いていたのですが、その御一行様が帰ってもしつこく舐めまわすように見ていたので、お声を掛けて頂きいろいろ教えて頂きました。
また、昔は大型バックロード・ホーンのスピーカーも何台か作った事があるらしく、ご自身も昔はかなり凝ったそうで、オーディオの話でも盛り上がりました!
因みに今は大音量で…「お囃子」しか聴かないそうです!
お祭りを愛する気持ちは筋金入りです!
いろんな事を教えて頂き感動&感激でした!
そして案の定、「筋金入りの壁」に激突体当たり中です(笑)
アドバイスを糧に中央突破!…目指します!(笑)
「突破!: BREAKTHROUGH」繋がりで…凄いジャズ・ピアニスト
エルダー・ジャングロフ
まぁ~聴いてみてください!
ぶっ飛びます!
旧ソ連のキリギス共和国(どこにあるか知りません)出身の若き天才ピアニスト!
演奏している姿が見たくなります!…でしょ(笑)
凄いですね~!!
彼が「モーニン:MOANIN」を解釈するとこうなるそうです。
天才ですね!
話の繋げかたが少々強引ですが・・・ご勘弁(笑)
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またまた、山車の進捗です!
木工の話題が続きます!…奇跡です(笑)
斗栱(ときょう)2段目です!
1段目は6個だった隅斗組(すみとぐみ)の斗が2段目は13個になります!
平斗組(ひらとぐみ)は4個が8個になります。
斗の数量が多くなるにつれ、肘木と肘木を組み合わせるための切れ込みの位置が非常に重要になってきます。
各所を直角(90度)でキッチリ組み合わせるためにノギスで確認しながら加工していきます。
0.3mm違っていたら、上手く組めません。
通肘木(とおしひじき)を組んでみました!
本体に乗せてみました!
2段目が完成です!
あと1段!
今日はブルースです!
…なぜ、ブルース…特に意味はありません(笑)
ゲイリー・クラーク・ジュニアの定番ソング…の、かっちょイイ演奏を見つけたので…
オバマ大統領夫妻が主催するホワイトハウスの音楽イベント(ブルース編)で脚光を浴びた御方です!
オバマさん、「スイート・ホーム・シカゴ」歌ってましたね(笑)
もう一曲!
(おまけ)
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昨日はプチ出張に出かけました!
7月末から進めていた新作の仕上げのために、お客様とあるクラフトの工房へ伺いました。
陽気で愉快なお客様でして、音楽や車の趣味が一致したご縁からお話を頂きました。
台風が去った秋晴れの日、お客様のオープンカーでビュ~~~ンと行って来ました!
黄色い可愛いフィアット・バルケッタがお客様の愛車です。隣のコルベットはご主人の愛車です。
ご夫婦揃って車好き!…うらやましい限りです。
僕も25年ほど前に黄色のフィアットX1/9に乗ってました。
車種は違えど、タイトなコックピットから見える黄色いフェンダーやオープンエアーはとても懐かしく感じました!
作品が完成した暁には先方の了承を得まして詳しくご紹介させて頂きますが…
とても素敵な作品を作られる職人さんと出会いました!
「こうしたら可愛いじゃん!、カッコいいね~!」
始まりはいつもこんな感じです(笑)
ちょっとしたことなんですが…大切なんです(笑)
どうしても木だけでは表現できない。
この素材を使いたい。
そんな事がままあります。
やはり餅屋は餅屋です。
その道のプロのアイデアには敵いません。
ラフ案が素晴らしいものに生まれ変わりそうです。
(真面目で几帳面なので一応ラフ案を用意するのです。丸投げはしません!:笑)
ご縁に感謝です!
帰りに小学校からの同級生で名古屋の八事で飲食店を経営するS君のお店に寄りました!
彼は僕にドラムを教えてくれたお師匠です!
また、中学生の時に「オーディオ・クラブ」なるものを立ち上げるほどオーディオマニアです。
And 古い物・車・音楽が大好きで、趣味がバッチリ合うのです!
前々から「オーディオの事で相談が…」と聴いていたので伺いました。
しばしの楽しい歓談でした!
ノンアルコール・ビールでは勿体ないほどのお料理を出してくれました!
サンマのお刺身
馬刺し
仕事経由だったので車で行った事をつくづく後悔しました!(号泣)
ひどく自分を責めました(笑)
大学がひしめく街ですので、お値打ちに美味しい物を出すお店として学生に大人気です。
いつも活気に溢れパワー全開な雰囲気は居るだけで元気感染します!(笑)
また、長年ホテルや一流店で食を極めた腕前は、舌の肥えた大学教授も唸らせるほどに美味しい物を提供するお店としても有名なのです。
若者から大人まで、幅広い層に支持されるのは、彼の人柄と技術の裏付けがなせる技…と、会う度に感心します!
そして、頑張らねば!…と生気がみなぎって来るのです!
一度、行ってみてください!
お勧めです!
ゴクラク亭
…と言った矢先に、帰宅後うたた寝してしまい…
いかんいかんと…気付けに…
図面を開くと、パッと!…目が覚めるのです(笑)
今後の製作工程の段取りです。
次に掛る部材に色を付けて行程表を作ります。
生粋の文系で、万年記憶喪失なので自分で書いた図面が理解出来なくなるのです。
毎回、部品を分解して、構造を理解し直します。
半泣きです!…いや本泣きです!
鼻水もズルズルです。
朝になっちゃいました!
おはようございます!
ダイアン・リーブスに景気付けてもらいます!
「Today will be Good Day !」
行ってきまぁ~す!!
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