GW、勤勉に過ごしています!
僕的にはGW:「元気にウォーキング(仕事)」「ゲンナリしないでウォーキング(仕事)」と訳します(笑)
別に、無理して強がっていません!…
先日、あるオーディオ部品をお納めしました。
これはお客様のアイデアを具現化したものでして、詳しくは紹介する事が出来ませんが…
全体像が解らないように、チョッとだけ(笑)
とても特殊な塗装をしていまして、
[もう一回作って、お願い!chu!」と、どんなに絶世の美女が言い寄ってきても…
グラグラ悩みますが…
丁重にお断りさせて頂きます…
ぐらい難しい塗装でした!(笑)
機能的にも、視覚的にもお客様の狙い通りの物に仕上り喜んで頂けました。
試行錯誤した甲斐があります!…バンザイ三唱です(笑)
そんな心地良い気分で、納品の際に聴かせて頂いた「アート・ペッパー」について一席!
アート・ペッパーの代表作(ド定番)と言えば、この「ミーツ・ザ・リズム・セクション」です。
このレコード持っていたのですが、行方不明なのです。なので久々に聴きました!
ウェスト・コースト派の白人のジャズ・ミュージシャンでイイ男の代表が、この「アート・ペッパー」と「チェット・ベイカー」ですね。
アートペッパーはとても人気のジャズメンなのですが、前期と後期ではかなり演奏スタイルが違ってまして、前期を否定する人は皆無ですが、後期は否定する人は結構居るようです。
(このパターン、結構多いです:笑)
このレコードは、前期の最高傑作です!
しかし、裏話によりますと、かのマイルス先生から、大切な先鋭リズム・セクションをお借りしているにも関わらず、アート・ペッパーはレコーディングの日のことをずっと忘れていたそうです。
そして、録音当日の朝、電話がかかってきてあわててスタジオに駆けつけたといいます。
そういうわけなので、なんら曲の準備などもしていなかったために、
演奏曲は普段から演奏していたスタンダード・ナンバーばかりになってしまったようです。
しかも、それまでの数カ月間、彼は楽器をまったく吹いていなかったようです。
そんなグチャグチャでドタバタの状態で吹き込んだ演奏がコレですので…やはり天才です!
しかも初めて会ったベテラン勢との初セッションだと言うので…ビックリです!
準備万端・用意周到でレコーディングしたからといって、必ずしも良い作品が生まれるとは限りません。
この辺がジャズの面白さでもあり素晴らしさでもあります。
では、前期と後期で
≪前期≫
≪後期≫
僕はどちらも好きです!
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今日は清志朗の命日です。
早いもので、あれから4年。
中学生の頃から大好きでしたが、僕は晩年の清志朗が特に大好きなのです!
以前のブログにも…
「若く尖がっていたRCも好きですが、近年の清志朗(勿論チャボも)が大好きです。
洒落が効いてて、優しさが滲み出ていますよね。
カッコよく悪ふざけが出来て、周りが和む!
こうなりたいですよね~!」
と記してます!
九州の訓練校時代は、まぁ~良く聴きました!
それまで、音楽で気分が良くなる事や、楽しくなる事は体感出来てたのですが、
「音楽で励まされる」ことは今一ピンと来なかったのです。
「根拠の無い自信」と「挫けないための精神武装」だけが心の支えだった訓練校時代に、初めて音楽で励まされました!
それが大好きなこの2曲です(毎回コレです:笑)
今尚僕のテーマ曲です。
相変わらず、歌詞は「有名になっても」の所が「どん底になっても」のままですが(笑)・・・・・
何度見ても泣けます!
チャボがとっても嬉しそうです!
愉快になりたい時は・・これに限ります!
ご存知、泉谷しげるの「黒いカバンのパロディです!」
命日なので…
中学2年生だったかな?このレコード
これで、ぶっ飛んで、ノックアウトで、メロメロで、クネクネになりました!(笑)
ド初っ発の「ようこそ」は今でもメラメラと熱き青春の血潮が蘇ります(笑)
ではでは、レコードに極めて近い(ほぼ同内容)のライブ映像です!
命日なので…
初期のRCもイケます!
このベビーフェイスでも「声の存在」はピカ一ですね!
黙祷!…です。
今日は毎年恒例の1人RCナイトです!
まだまだ行きます(笑)
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製作現場のスタッフが「天気が良いので休ませろ~」と地団駄を踏むので
物解りの良いエグゼクティブ・プロデューサーとしては、鬼の様なエセ・ストイックのCEO(最高経営責任者)に交渉するも「ダメ~~~~!!!、働け~~!」と拒否られ
「欧米並みにバカンスが充実した企業を目指すと常々声高らかに仰ってるのは、ありゃウソですか!」とブチギレてやると
「理想と現実のギャップに苦しみ耐える所に発展があるのだ!」と訳のわからない事をウダウダと語り、「利益が出たら永谷園なみに1年間ブラブラ休暇をくれてやる」と誰も解らない古い事例を持ちだし雲に撒こうとするので
「清志朗の命日だと言って、昨日早退したのは誰ですか!」と問い詰めてやると
「命日だから仕方がないだろう、呑まなきゃ!」と勝手都合に逆ギレし
「もぉ~勝手にせい!、休め!休め!」と観念し…今日の日を迎えました
お解りかと思いますが、苦渋の自己葛藤を描いたつもりです!(笑)
しかし、メンテナンス部と設計部は活動しています!
要は、作業場に行ってないだけで「GW:元気にウォーキング」ですね!
午前中に先日お納めしたエンクロジャー(スピーカーボックス)のちょっとしたメンテナンスのご依頼でお客様宅を訪ねました。
ちょっとのつもりが…
たっぷり2時間も…
音楽鑑賞させて頂きました(笑)
スピーカーの調整も済まされて一段と素晴らしい音を奏でてました!
いろいろと聴かせて頂きましたが中でも印象的だったのが
「the L.A.4」
探しに探していたこのアルバム(LP)を最近入手されたとのことでした。
「アランフェス協奏曲」はマイルスやジムホールとは違う、これまた深々とイイのです!
「バド・シャンク」の切ないほど哀愁を帯びたサックスと「ローリンド・アルメイダ」のギターが泣かせます!
なんともラテンテイストなアランフェスでした!
残念ながらYoutubeで発見出来ません
「ロイ・ヘインズ : シュガー・ロイ」
「前にグイグイ出てくるドラムが好き!」とのリクエストに応えて聴かせて頂きました。
「トミー・フラナガン(ピアノ)、「ロン・カーター(ベース)」、「ロイ・ヘインズ(ドラム)」のトリオなんですがグイグイでした!
なんと、トミーフラナガンはエレピを弾いてました!
これは、ありました!
イイでしょ!
そして、ちょいとビックリしたのが…コレです!
「マル・ウォルドロン :フリー・アット・ラスト」
マル・ウォルドロンと言えば、「レフト・アローン」です。
僕もそのレコードしか持っていません。
あまりにも有名過ぎて、他の作品には見向きもせず、マル・ウォルドロン=レフト・アローンと勝手にカテゴライズしていましたが…
バリバリで、ゴリゴリで、ドロドロで、まっ黒でした!(笑)
残念ながらYoutubeで発見出来ません
他にも「INSIDE A DREAM / Guido Santoni」、
「辛島文雄」、
「AIR」等を聴かせて頂きました!
(AIRは画像すら見つかりません!)
残念ながらレア過ぎて、全てYoutubeで発見出来ません
と、このようにお邪魔する度に、僕の嗜好範囲では決して出会う事の無い素晴らしい音源を聴かせて頂けるのです。
実に充実したひと時でした!
で、メンテナンスはと言いますと…
「自分でやっちゃった!」との素晴らしいお言葉をご丁重に拝受し
「では、お言葉に甘えて、あと30分、聴かせてください!」と図々しくも1時間も聴かせて頂いたのでした!
メデタシメデタシ!…の巻きでした(笑)
では最後に、これも久しぶりに聴かせて頂きました!
「マイルス」の So Whatです
折角ならライブ音源で…
ベースラインが小音ですが聴き耳を立てて聴いてください
コルトレーンもマイルスの前ではお行儀が良い(笑)
やはりマイルスはカッコいい!
で、帰宅後、昼間にちょびっと呑んでしまい、爆睡してしまったので、設計部は今から仕事です!
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久々の更新です!
GW中は心地良い各種誘惑を満喫しながら、小物や試作品の製作・図面描きに没頭(?)していました。
で、久々に「山車の模型」の進捗を綴ります。
GW中に紆余曲折がありまして
軽い気持ちで図面を見直す ⇒
驚愕の事実を発見してしまう ⇒
知らなかった事にしようと決め込む ⇒
良心の呵責にさいなまれる ⇒
呑んで忘れようと努力する ⇒
悪魔と天使が囁き合う ⇒
うなされる ⇒
足がつる ⇒
本来、真面目な大人であることを想い出す ⇒
修正・書き直しを決断する! ⇒
〝立派な大人だなぁ~”と自分で褒め称える!”
で、今はこんな所まで進みました!(大躍進です!)
事の発端は「真桁」と言う地味ィ~~な部品なんです!…が、これが様々な部品を一気に束ねてまして、表からは見えない「枘穴」がいっぱいあいているのです。
で、何度も何度も書き直しをした部品です
詳細を説明すると、思い出して泣けてくるので、複雑過ぎて気持ち悪くなるので、難しくて上手く説明できないので、割愛です(笑)
とにかく、この「真桁」を基準に「高欄」や「上山」が成立しているのです!
先ずは「高欄」です!
(手すりが付いたテラスの様な所です:無礼を顧みず解りやすく記しています!、関係者の皆さん怒らないで…ね)
なんてことない単純な部分と鼻歌交じりで資料を確認していましたが…
上から覗いた写真を撮ってしまい、見てしまい、「うううう・・・」と気絶したのです。
恐ろしく地味ィ~な部品が重なっています!
努力の賜物です!(笑)
組立て手順で見ますと
「真桁」の上に「縁がしら」が載ります
四隅には「須差」が組み込まれます
その上に「見附床板」が載ります
その上に「地覆」が載ります
その上に「斗束」「擬宝束」が載り、その間に「蹴込取付板」がハマリます。
その上に「平桁」「架木」が載ります
戻りますが、「真桁」と「縁がしら」の間には「高欄床板」がハマります
忠実に再現すると、こうなります
で、鬼の形相で構造を解明してますと、時折「ああああ・・・・」と出来れば見過ごしたい箇所(形状)を発見してしまうのです!
例えば…
擬宝束の「枘:接続部分」の形状です。
凸になっています
なので、忠実に
そのおかげで、重なり合う部材の「枘穴」の形状も変更です
もう1つ、斗束の形状です。
「蹴込取付板」がハマる溝が突いてあります
なので、忠実に
次は、上山の斗組です!
もう説明は疲れましたし、読むのもしんどくなると思いますので(笑)…
こんな感じです!
この「上山隅斗組」は勿論、「檀箱」や「高欄」で使っている斗組とは構造は違います!
語りたいですが…止めておきます(笑)
ここでも、以外に細かい所まで忠実に再現してます!
そんなこんなで、精度は益々向上しましたが…
お陰で描きかけの「破風:屋根」は前面見直しです
しかし、喉の閊えは無くなりました(見て見ぬふりできないのです)
体重も増えました(素晴らしい友人達もおかげです)
カブトムシの様な生活リズムも身に付きました(早朝行動型です)
半田のお祭りはGWの亀崎祭りを以て終了しましたが、
僕のお祭りは…まだまだ…続きます(笑)
疲れました…ね(笑)
図面描き中に聴きました「チャーと山岸潤史」のブルース遊びです。
心地良いです!
御気に召したら1~9まであります!
チャーは説明不要かとおもいますが、山岸潤史は世界的にとても有名な日本人ギターリストなんです!
かつてのウエスト・ロード・ブルース・バンドのギターリストです!
(おまけ)
豪華絢爛!(Char×山岸潤史×鮎川誠×仲井戸麗市×石田長生)
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半田のお祭り 山車(ダシ)の模型 | trackback(0) | comment(0) |
週末はゴソゴソと小物の塗装などをしました。
作業場の片隅に「何時になったらお化粧してくれるんですか!」とも言わず、じぃ~~~~っと出番を待っていた部類です。
今回はアンティーク調に塗装をしました。
いつもはクリアーのオイル塗装をしますが、今回は着色系のオイル塗装です。
別名「ドレスダウン塗装」です(勿論正式名称ではありません)
では、ダイジェストで
色白美人が
汚され(朱系の着色オイル塗装です)
更に汚され(濃茶系のオイル塗装です)
ツルツルのお肌を、ペーパーでゴシゴシ傷つけられ(濃淡や木目を際だたせます、使い古した感も出します)
濁った液体を塗りたくられる(特製ワックスを塗布して艶を出します)
と、まぁ~わざわざ古びて使い古した雰囲気を醸し出すために、こんな七面倒な工程を踏みます(笑)
また、通常の作品の様に「どんどん綺麗になって行く」とは真逆な工程を踏みます。
「汚い!」とも「味がある!」とも「渋い!」とも言われます(笑)。嗜好は千差万別なのです!
「こんな事してイイのだろうか!」と一応が心が痛みます
…が、古い物は好きなので、嫌いではありません(笑)
因みに、最後に塗布する「特製ワックス」ですが、こんな感じです!
フォートナム&メイソンのアッサムティーみたいな色合い…ではないですね(笑)
実はこれ、高純度の蜜蝋を油で溶かした自家製ワックスなのです。
なんとも言えない濁った艶がイイでしょ(笑)
(これに顔料を加えると、また違った独特な風合いになります)
この様に普段は行わない仕上げなので、ついつい後廻しになってしまいました。
因みに着飾ったり、オシャレをすることを「ドレスアップ」といいます。
一方で、「ドレスダウン」という対になる言葉があります。
ドレスアップにくらべ、ドレスダウンにはたいへんなセンスが必要です。
着崩して着飾る!
絶妙なバランスを熟知し、ギリギリの線で見切る。
これこそがドレスダウンですね…(なんちゃって:笑)
と、たかが塗装でこんなにも大袈裟で強引な説明を加えて、仕上った商品です!
多くの女性が
「キャァ~~~、かわいい~~」
…と叫んでもらわないと困る
マスキング・テープ・スタンドです!(笑)
もう暫くしたら、カッコいい雑貨屋さんで販売して頂きます。
と言いますのも、週末に「高校の同級生数十人と数十年振りの再会を祝す呑み会」に御誘い頂きへヴィーな二日酔いで未だ全品仕上がってないのです
ではでは、「ドレスダウン的」なカッコいいバンドです!
ストーンズ以外に居ませんね(笑)
簡単そうで、いい加減に見えますが、実は実はテンポもユニゾンも実にしっかりしているのです…よ
(たまにそうじゃぁ~ない時もありますが:笑)
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ポカポカ陽気が続きます。
プチ睡眠不足の毎日でブログの更新もままなりません
油断するとのほほんと時間が過ぎてしまいますので気合を入れて力仕事をしています。
「小物」の製作も終わり、大きく重い木材との格闘再開です!
4メートルもある木材を抱え、右へ左へ外へ中へと動きまわります。
完全インドアー派の僕もこの時ばかりは動きまわります(笑)
で、全く関係ありませんが(笑)
チョっと前から気になってたバンドの1つ、「在日ファンク」です!
僕も敬愛して止まないジェームス・ブラウンを高祖と仰ぎ、その流れを汲むファンクを日本に在りながら(在日)試みるバンドなのです。
まぁ~音はThe JB'Sそのモノですよ
どんどんカッコよくキレも出てきてますが、この頃のPVは何だかほのぼのします!
「頑張れ~~~!!」って感じでした(笑)
今では、こんなにキレキレです!
で、何故かファンク繋がりで次に繋がったバンドです!
「ザ、シロップ」と言う名古屋のバンドらしいです。
サイケですね(笑)
オルガンとファズギター、それにムーディーな女性ヴォーカル。
どことなく昭和歌謡を彷彿させます!…よ
で、これに関連(?)して繋がった「キノコホテル」なるバンド!
GS(グループサウンズ)チックな雰囲気です!…よ
かなり、ファンクからは遠ざかりました(笑)
で、繋がったのが、コレ
もぁ~、どうにでもなれ…です(笑)
正しく昭和歌謡です!
懐かしいので見ちゃいました!
僕、子供の頃に生で見た事あります!
可也遠くに流されましたので…
女性ファンクの王道(?)です!
ベティ・デイヴィスです。
マイルス・デイヴィスの2番目の妻でした。
マイルスにジミ・ヘンドリックスやスライ・ストーンを紹介したと言われ、それがマイルスの音楽的変化につながったと言われています。
オノヨーコ(ジョンレノンの妻)よりも、ナンシー・ スパンゲン(シド・ヴィシャスの恋人)よりも、功績は大きいのです(笑)
どうも、まとまりがありませんね
チョッと前にお納めした、
cruet stand(調味料台)です。
カップボードの中に納まり見えない物なので、パインの集成材で作っています。
欅(ケヤキ)の額です。
お客様の刺繍作品に合わせて作っています。
「額専門店より高くなりますよ~」と申し上げましたが、「イイですよぉ~」との御返事でしたので作らせて頂きました。
「ちりめん」を内枠に貼ってます。
手芸の世界です(笑)
これ以外にも、小物製作で木以外の部材を使う事が多かったので足げに手芸店へ通いました。
怪訝そうに見ていた店員さんも、通う内に「会員になりませんか」と誘って頂き…
見事に手芸店舗の会員になりました(笑)
お得情報がジャンジャン舞い込んで来ます!
…が、もう当分は行く事はないかと思います!
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木製のバインダーをお納めして来ました!
材料はケヤキ(欅)です。木目が充分にお仕事してくれてます!
お客様は女医の御方で、患者さんの情報保護のためカルテが見えないようにカバーが出来るバインダーを木で作ってほしい…とのご依頼でした。
忘れもしません!
このご依頼は、3月7日のフォトコンテスト授賞式の会場に居る時に電話が鳴りました。
完全に場違いな雰囲気に高揚していた僕は、「ハイハァ~イ出来ますよ~」と簡単に承りました。
イメージでは…
診察室で…
美しき女医の先生が…
組んだ脚の上にそのバインダーを載せ…
美しき木目を下敷きにしたカルテに書き込みながら診察し…
〝パタン”とバインダーを閉じて…
「お大事に」…
…とクールに御見送りする!
こんなイメージを抱きながらご注文をお受けしました
如何せん(会場の雰囲気に)高揚していたので(笑)
まぁ~蝶番を使って2枚の木を繋げればかんたん!かんたん!と思っておりました
…が、蝶番は180度しか開かないのです!
表紙のカバーをぐるっと回して裏側に持って行けねいんですね!
ごくごく当たり前の事が…当たり前に解ってないところが、我ながらアッパレです(笑)
ここからが、毎度定番の苦闘が始まります。
2枚の板を如何に繋げるか!…いろんな素材を使ったり、仕組みを作ったりして考えました。
(苦闘の詳細は、つまらないので割愛です)
で、最終的に「帆布 : 綿を平織りで織った厚手の布」を使いました。
ケヤキ(欅)の色合いと白地のキャンバスがなんともクールな雰囲気を醸し出しました
(伝家の宝刀!唯我独尊聞く耳持たずのナルシスト系列自画自賛です:笑)
こんなにクドクドと説明したにも関わらず、接続部分のアップと、表紙を360度回転した時の写真を撮るのを忘れました
一応2種類作って選んで頂くつもりだったのですが、2つとも大変気に入って頂き、お買い上げ頂きました!
1つは患者さんの問診受付票用に使われるとの事です。
布地・革ひも・トンボ玉・革生地・などなど…この件でも随分とあちこちの手芸店やアクセサリーパーツショップに通いました。
いやぁ~簡単そうに見えますが…実に難しいご依頼でした!
で、アイデアに行き詰った時の副産物として、こんな物も出来ました!
カフェの注文伝票やショップのメモボードとしてお使い頂けます。
と、まぁ~3ケ月もお待ちいただき、昨日名古屋市へ納品に行って来ました。
で・・・無事に納品も終わり、帰りにフラフラ歩いていると、ふとカッコいいパブが目に留まりました。
一本奥に入った筑90年の長屋を改造したアイリッシュ・パブです。
お店の奥にはウッド・ベースと12弦ギターが、さりげなく置いてありました。
単なるディスプレイとは思えないコンディションでした!
やはり、音楽が大好きなオーナーでして、面白く楽しいお話をして盛り上がっちゃいました!
いろんなジャンルの音楽の話題で盛り上がった中の1つです!
久々にこのアルバムの名前を聞きました
何時聴いてもカッコいいですね!
夕暮れ前の早い時間でしたので、お店を抜ける心地良い自然風と音楽で何とも贅沢な時空間でした!
名古屋駅に行く楽しみが出来ました!
アイリッシュパブ「アルコ」
愛知県名古屋市西区名駅2-20-30
久々の名古屋…このまま帰るのは忍びなく…
また次回にします(笑)
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アトミック・デザインのシャドウ・ボックスです!
アンティーク・ショップからのご依頼品です。
チョッと、説明しますね。
「アトミック」とは1940~50年代にアメリカで流行った、なんともいえず麗しいラディカルなデザインの主体を表します。(実は明確な定義はないのですが…どこか宇宙的な感じです!)
「アールデコ」や「アールヌーボー」といった装飾の一傾向を表した言葉は良く耳にします。
そんな時代の様式に一部のヒップなクリエイター達が「ダサ!」っと見切り、デコにもヌーボーにもない軽やかな遊びの感覚で起こしたムーブメントにより発生したのですね。
今流行りのミッド・センチュリーのインテリア様式の原点とも言えます!
そんな「アトミック・デザイン」のシャドウ・ボックス(物が飾れる壁飾り)を製作しました。
僕も大好きなアメリカの古き良き時代とその造形物でしたので、お商売と言うよりも面白さや興味が先立って、お話頂いた時に「取りあえず時間のある時にサンプル1個作ってみますね!」とお引き受けしました。
…そして数カ月(笑)
8種類も作っちゃいました!(笑)
フリーハンドの曲線切りや面白い素材を使ったバッフル加工が楽しくて…
当然1個のサンプルだと思っていたお客様も、納品の際には「ワッ!!」とビックリしていましたが、好きな物の嗅覚が一緒なので全種類気に入って頂き、全品購入してくれました!
何とも嬉しい限りです!
と言う訳で…
ビーシックモダン(b-chic modern)さんで取扱頂いております!
興味のある御方はお尋ねくださいね!
愛知県名古屋市天白区高島二丁目1704
TEL 052-808-6788
(ホーム・ページ)
ヘイウッド、ハーマンミラー、イームズ、オリジナル・ジョージ中島、オリジナル・イサムノグチ、などなど凄いコレクターアイテムが満載です。
また、今回のシャドウボックスの様にオリジナル品も扱っています。
音楽もオーディオも大好きなオーナーでして、「パラゴン」がご縁で声を掛けて頂きました。
ドイツのカッコいい・アンティークオーディオ機器もありますよ。
また、カフェも併設されていてとても心地良い空間です!
(おまけ)
この時代をあらわしているレコード・ジャケットです。
あの大人しい「ケニー・ドリュー」もアトミックです(笑)
ではでは、とてもレアな音源を見つけました!
なんと、僕が昨年から密かに進めては失敗して、いじけて、放置したままの「ウエスタンエレクトリックの15A」で鳴らしてます!
やはり、デカイですね!
僕はこれをスケールダウンしようとしてますが…
この様にバキバキに折れまくりです
恥ずかしいのでちっちゃな画像で(笑)
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「ドアーズ」のキーボード・プレイヤーで創設メンバーのレイ・マンザレクが亡くなった!
(メガネかけた御方がマンザレクです)
マンザレクの「ハートに火をつけて」の印象的な電子ピアノの導入部を聞けば「おっ!」っと思う方も多いと思います。
とにかく、ギターより大きな音で演奏しまくり、これほどギターが目立たないバンドを初めて知りました(笑)
また、この曲で、「フェンダー・ローズ」という電子ピアノの存在を知りました。
(その後、チック・コリアが更にその素晴らしさを教えてくれました)
僕が「ドアーズ」を知った80年代には、既にヴォーカルのジム・モリスンは亡くなっていて(71年死去)、バンドは消滅していましたが、伝説のバンドとして語られていました。
今の様にyoutubeやDVDで簡単に映像を見る事が出来なかったので、淡々と・延々と弾きまくるマンザレクのキーボードにはグイグイ引き込まれました!
なので、マンザレクはジム・モリスン以上に僕にとっては「ドアーズ」の代名詞でした!
まぁ~聴いてみてください。
(ライブなので、これまた弾きまくってます:笑)
晩年はスライド・ギターの名手「ロイ・ロジャース」とブルース・バンドを組んでいました。
ご機嫌なブルースですね!
(おまけ)
「ロイ・ロジャース」をスルーする訳にはいきません(笑)
縦横無尽のスライドさばきが実にカッコいいのです。
ではでは、追悼で!
どうやら、初めてのテレビ出演らしいです。
ジム・モリスン…もうちょっと一生懸命「口パク」をしてほしいものです(笑)
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図面描きの徹夜が祟り、なかなかブログの更新が出来ません
徹夜と言っても、全く寝ないのではなく日付が変わると目が覚め、そのままま朝を迎えます。
また、ここのところ地味ぃ~~~~な木工作業を淡々とこなしてまして、実につまらない毎日です(笑)
そんなつまらない毎日を陽気に過ごすべく「アシッド・ジャズ」なる音楽を良く聴いてました!
アシッド・ジャズの代表格「The Brand New Heavies:ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ」の(比較的)新譜でも聴きながら、しょーもない戯言にお付き合いください(笑)。
なかなか陽気になれる曲です!
「アシッド・ジャズ」…〝ジャズ”などと名前が付いていますが、全く〝ジャズ”の匂いもしません!
僕にこの「アシッド・ジャズ」なるものの存在を教えてくれたのは、あの「ジャミロクワイ」でした。
「ジャミロクワイ」は、衝撃的でした!
どれくらいの衝撃かと言いますと、初対戦の〝貴乃花”に負けて引退の引導を渡された〝千代の富士”が抱いたであろう感情と一緒だと思います!
「もう僕の時代は終わった」…です(笑)
…解り難いですね(笑)
90年の半ば頃だったと思いますが…何だか妙に軽々しく爽やかな音楽が何時の間にやら流行っていて、「ジャミロクワイ、ジャミロクワイ…」とあちこちで聞くようになり…
「ジャミロクワイ????????…何それ???」てなもんです
世の中のホットな流れに全く着いて行けてない自分を知らされました(笑)。
更に、今、「ジャミロクワイ」はバンド名で、ヴォーカルの彼はジェイソン・ケイ(通称:ジェイ・ケイ)と言う事を知りました!…もうダメです(笑)
因みに「アシッド・ジャズ」は、ジャズやファンクやR&B等の影響を受けた音楽のジャンルと言われています。
僕が最初に知ったジャミロクワイのアルバムはこちらです。
ファンクの高祖「スライ&ザ・ファミリーストーン」のレコードジャケットを〝パクった!”…と感じていたのは僕だけでしょうか(笑)
更に、〝ツノ”と言えばアンガス・ヤング(AC/DCのギター)でしょ!…と頑なに言い張った(過去形)のも僕だけでしょうか(笑)
そんなこんなの「アシッド・ジャズ」との(しょ~~~もない)出会いの想い出話です。
(おまけ:1)
そのジャミロクワイ(のジェイ・ケイ)ですが、ウィキペディアの説明に悪意を感じるのは僕だけでしょうか?(笑)
彼は熱心な環境活動家で知られており、ジャミロクワイの曲などでも環境破壊について憂う歌詞が多く見受けられる。しかし、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーを何台も所持しており、よく言行と行動の矛盾を指摘されている。
デビュー初期には、よく母親手作りのニット帽にオーバーサイズのフリース、またはアディダスのジャージにアディダスのスニーカーというファッションが定番だったが、最近ではそういったファッションはあまりしなくなっており、グッチやプラダなどの高級ブランドを身につけることが多くなっている。(しかしアディダスのスニーカーは現在でも愛用している模様)
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